尾長グレ仕掛け攻略のカギは釣り針にあり!

投稿者: | 2018年9月22日


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●グレ釣り師憧れの魚

つぐむぐです!今日はグレ釣りの中でもとりわけグレ釣り師を魅了してやまない尾長グレ釣りの話をしたいと思う。 グレ釣り師であれば、誰でも大なり小なり、尾長釣りへの憧れがあると思う。

 

▲長崎で釣った40㎝弱の尾長グレ。口太グレと違って泳ぎが速くスリリングなヤリトリを楽しませてくれる。タモに入れるまで油断がならない相手。

 

日本を代表する尾長釣り師松田稔(まつだみのる)さんのファイトにアドレナリンが出たことのある人も多いんじゃないかな?

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まぁ松田さんが釣ってる異次元クラスの尾長じゃなくても40㎝級であれば、九州の沖磯でもよく釣れる。30cm級であれば、場所によっては、堤防からでも釣れる。一般的に尾長グレは口太グレより南方系の魚だから、海水温が高い地域に多い。近年、温暖化の影響で、日本周辺の海も温かくなってるから、今後ますます、尾長の釣れる北限が北に上がっていくことだろう。

 

温暖化の影響は地球環境的にはよくないけど尾長が釣れるようになるのは、グレ釣り師として、なんとなく嬉しいようでもある、複雑な心境。いつもの悪い癖で、前置きが長くなったんで、そろそろ尾長攻略について話を進めていこうと思う(苦笑)

 

●尾長グレは通称

尾長グレを知らない人のために概要だけ話しておきます。尾長グレは通称の呼び名で、本名は「クロメジナ」っていいます。通称尾長と呼ばれる所以は普通のメジナ(通称:口太グレ)より尾が長いから。尾が長い分泳ぐスピードが速いのが特徴。

 

●歯が強力な武器

まず尾長釣りで一番気を付けたいことが、何といっても、ハリス切れによるバラシ。口太グレだと、瀬ズレ以外でほとんどハリス切れすることなんてないけど、尾長は歯でハリスをかみちぎる。どうしてそんなことが起こるのかというと、尾長の歯の形状に原因がある。下の写真を見てほしい。

画像引用:サーフェス

これは尾長グレの歯の写真。のこぎり状(ヤスリ状)でザラザラしてるのが分かるかな?この歯で尾長はハリスをかみ切る。大型であるほど、飲まれたら最後で、ヤリトリに入った瞬間にプッツリハリスが飛んでいることだってよくある。 尾長グレは釣り師からすると大変厄介な歯を持っている。

 

とはいえ、それは事実として存在する訳だから、釣り人が尾長を釣ろうと思えば、何かしらの策を講じる必要がある。そのあたりの話を次章で掘り下げていこうと思う。

 

●尾長攻略法その1

尾長の歯によるハリス切れを防ぎたかったら、針を尾長に飲まれないように気を付けたいもの。針を飲まれたらハリスが歯にガリガリと当たってします。そうならないように口元できれば地獄に針をかけたいところ。

 

そのための策として一番有名なのが速アワセ!日本を代表する尾長グレ釣り師松田稔さんは、ウキのわずかな変化によって尾長のアタリを察知し、針を飲まれる前に速掛けする。じゃあ、このレベルのアワセが誰にでもできるかといえば、答えは否で…

 

通常は、道糸が長く出ているほど、糸フケ・糸ヨレが発生するから、僕らがアタリを感知するのは、尾長がエサを食べて走りだしてからってことになる。これじゃあ、気づいた時にはすでに針を飲まれている。

 

既に針を飲まれてる状態でいくら早アワセをしたって意味がない。悲しいかな、釣り人的には速くアワセたつもりでも、実際は何の解決になってないってこと。じゃあ僕ら釣り人に策はないのか?

 

●尾長攻略法その2

ここで「ない」って答えれば、当然、「つぐむぐは何のために記事を書いてるの?」ってなりかねないんでね(笑)そりゃあ、もちろんありまっせ^^まず、だれでも思いつくのは「ハリスを太くすること」。ハリスを太くすれば歯ズレだけでなく、瀬ズレしてもしばらくはラインが切れずに持ちこたえてくれる。ラインが切れるまでの時間が引き延ばせるので、その間に取り込めるというメリットはある。

 

しかしデメリットはハリスがデカすぎると尾長グレに違和感を与えやすいこと。違和感の具体例としては「餌の沈下の違和感」、そして「餌をくわえようとした時に太いハリスが口周りに当たってしまう違和感」だ。そもそも尾長グレが餌を食べてくれないとファイトに持ち込めないので良かったり悪かったり。もちろん食わせられれば問題ないけど、食わない時は次の作戦を試してみよう!

 

●尾長攻略法その3

もう最初に答えをいうと、「ネムリ針を使用する」これが今回最も僕が伝えたかった攻略法。ネムリって「眠り」じゃないっすからね(爆)寝てても尾長は釣れませんぜ^^

 

冗談は置いといて、ネムリというのは、針先が内側を向いている形状のこと。百聞は一見に如かずということで、以下の画像でネムリ針のイメージをつかんでほしい。

これは、僕が最も愛用しているネムリ形状の針で、がまかつから販売されている「あわせちゃだめじな」ってもの。針先が普通の針に比べて内側に丸まっているのが分かるかな?この形状をネムリといい、尾長グレの歯に対抗できる人類の英知の結晶だ。ちょっと、かっこつけた表現をしたけど、全く嘘じゃない。

 

実はネムリ形状っていうのは、素晴らしい効果を保証してる。それが「魚の口元にハリがかかりやすい」というもの。でもどうして、ネムリ形状ってだけで、魚の口元にハリが刺さりやすくなるんだろうか。理由は単純で、針先が内側に丸まっているから、魚がエサを飲みこんでも、喉の奥や口の中にハリがかかりにくい。針が飲み込まれた状態じゃ、釣り糸が引っ張られるのは、口の方向のみで、ハリ先がたたないためフッキングしにくい。

 

ところが、口からハリが出る瞬間だけは別で、針が上から引っ張られるような状態になるから、丸まっている針先でも口元で針先が立つ。こんな感じで、口周りに針掛かりするんで、ネムリ形状の針は、口元へのフッキング率が超高くなる。この文章で意味分かりました?w分からなかった人は騙されたと思って口太グレ釣りでもいいから、ネムリ針をとにかく使ってみてください。口元に針がかかりすぎて驚きますぞ^^このネムリ針を使用することこそが、尾長グレ対策として僕が最も有効だと考える作戦。

 

これだと、アワセのタイミングとか関係ないし、ハリスを太くしなくても上記1と2のデメリットを解消してくれる。人間の感覚に頼るアワセよりも、物理学的に証明されたネムリという形状によって口元に掛ける方が、より普遍性が高いし、簡単。言い換えると、万人向けだね。

 

●あわせちゃだめじなの威力

この針のパッケージの裏側には「口元へのフッキング率90パーセント以上」って記述がある。この数字も僕らに大きな勇気を与えてくれるんで、とっても感謝してる。世の中あまりに具体的な数字は出したがらないからね。それなのに、この自信はなんじゃろか?

 

それもあって、僕は尾長が釣れる海域ではめちゃくちゃこの針を使ってる。この針使うだけでマジで地獄(ジゴク)への掛かり率が、異次元に上がる。尾長に限らず、魚全般口元へよく掛かるんで、飲まれるのがめっちゃ嫌な人にもおすすめ。

 

「飲まれてない!」って確信もって釣りができると多少強引なヤリトリもできる。強気のやり取りは、時に非常に重要。特に尾長グレはその素晴らしい遊泳力で根や隠れ家に素早く潜りこんでいく。こんな時、弱気になって道糸を無駄に出したりすると、尾長に主導権を握られ、バラスっていうパターンになりかねない。飲まれる不安をかき消すというのは、メンタル的にも大きな良い効果をもたらす。

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●ネムリ針のデメリット

いいところがあれば、悪いところもあるのが世の常。口元に掛かるという切り口では素晴らしいネムリ針。デメリットはあるのか?よく言われるのが「すっぽ抜けが多い」ってことです。通常のストレートタイプに比べるとその率は若干高くなります。ただあえて若干と書いたのは僕はそう感じたことがないからです。というのもネムリ針を使う時は「遅アワセに徹しているから」です。遅くアワセをするだけで、大幅にすっぽ抜け率を減らせます。アタリが出たらアワセたい気持ちは分かるのですが、それをぐっとこらえて向こう合わせでやり取りに入るとかなり上手くいくので試してみてください。

 

●最後に

最後に今回の要点をまとめます。

・尾長グレはグレ釣り師憧れの魚

・尾長グレは通称。正式名称はクロメジナ。

・歯が鋭いので針を飲まれないように注意。

・針を飲まれないために速アワセ、太ハリス、ネムリ針がある。

・あわせちゃだめじなの口元掛かり率は9割以上。

・すっぽ抜け率を減らすには「遅アワセ」が効果的。

 

以上になります。ネムリ針の魅力伝わりましたかね?w
敵によって釣り人が戦術を変えるべきは当たり前。ストレートタイプの針ももちろん重要。要は使い分けることでより釣果を伸ばせると思います。釣り具1つ1つにはしっかり効果や役割というのがあるから、ネムリ針の特性をここできちんと復習して今後の釣りに活かしてもらえたら嬉しいっす^^ではでは!

 

尾長グレ釣り師山元隆史(やまもとたかし)さんの名言が忘れられん





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