どうもつぐむぐです。以前書いていた記事をバージョンアップしましたバイ!中身が濃くなっているのでさらに名人テクニックをパクりましょうw
フカセ釣りをしている人であれば「田中修司(たなかしゅうじ)さん」の名前を聞いたことが一度はあるんじゃないかな?知らない人のために、田中さんのプロフィールを簡単に説明しますね。
Contents
フカセ釣りのエキスパート
田中修司さんは、1970年(昭和45年)生まれだから、今年48歳?になるのかな?フカセ釣りの名手が多数在籍する大分県の佐伯市在住。24歳で磯釣りデビューをしたものの、当初はあまり良い結果がでず、2年間も堤防のフカセ釣りをして基礎を独学で磨いたとのこと。そして、再デビューの後、めざましいスピードで頭角を現し、磯釣り界の第一線に躍り出る。
2013ジャパンカップグレで念願の初優勝を達成。2017年にも2回目の優勝。その他、準優勝、3位と各1回ずつの実力派。グレ釣りだけでなく、シマノの全国チヌ釣りトーナメント鱗海カップで3位2回と輝かしい実績も持つまさにフカセ釣りのエキスパート。座右の銘は「努力に終わりなし」。ちなみに田中さんはエギングやショアジギングなどフカセ釣り以外の釣りも超上手いらしい。正真正銘のハンターやねw
出典:シマノ
今でこそ磯釣り界のエース的立場で活躍されている田中修司さんだが磯釣りをはじめた頃は、意外にも結果に恵まれなかったんですね・・・僕も4年近くチヌの顔を見れなかった暗黒の過去があるんで田中さんと比べると超絶恐縮だけど、悩まれていた悔しさが分かるような気がする。そんな田中さんだからこそ、「努力に終わりなし」って言葉が深い・・・間違いなく、普通の人の何倍も努力をされてきただろうから。
独自理論2段ハリス仕掛け
こんなに凄い経歴をもつ田中さんだけに当然独自の釣り理論もたくさん持たれてる。その中でも僕が特に参考にさせてもらってるのが「2段ハリスの概念」。2段ハリスってのは、その名のとおりハリスを2段階につける仕掛けのこと。通常は道糸にハリスをつけて終了だけど、田中さんは、ハリスを2段階にして道糸、中ハリス、先ハリスって感じにしてる。言葉で書いても分かんないだろうから仕掛け図登場!じゃじゃ~~~ん!
2段ハリスのイメージ
仕掛けはやはりトーナメンターらしく細仕掛けっすね!道糸1.5号、中ハリス1.2号、先ハリス1.5号という仕様。さらに針もグレ針3号と沈下速度を重視した小針。田中さんのイメージでは、ハリスを2段階にすることでハリスの沈む軌道が自分のイメージに近くなるらしい。田中さんの水中イメージは以下のとおり。
引用:釣り人
(1)まずハリスの中にウキを入れることでウキ周辺のハリス(特にウキ上部のハリス)が海中に速く沈んでくれるので、風の影響を受けにくくなるのはロングハリス仕掛けと共通するものがある。
(2)ある程度仕掛けが沈んだところで仕掛けを引っ張ると、ウキ上部のハリスはフロロカーボンの比重で浮き上がることなくまっすぐ伸びようとする。このときにウキを下に沈めこもうとする力が加わりウキが沈む。
(3)これによりハリスの深さは維持したままウキの位置だけが下がり、海中でたるんだハリスが一直線に伸びダイレクトにアタリが出るようになる。実際に手元にゴツンとアタリが出るケースは多く、田中さんはアワセをこのアタリでいれることも多いという。
ウキ止めと2つの目印
もう一度最初の仕掛け図を見てほしい。田中さんの仕掛けにはからまん棒(ナビストッパー)から20センチの位置になるほどウキ止めが1つ、さらにからまん棒から30~50センチの位置に目印が1つ。さらにからまん棒から100センチ~120センチの場所に目印が1つ付いている。なるほどウキ止め1つに目印が2つ、計3つのシグナルが付いている。これがそれぞれどんな役割を果たしているのか?以下その真相に迫っていく!
なるほどウキ止めの役割
なるほどウキ止めをつける理由を田中さんは「魚のタナを把握したいから」と述べている。しっかりと根拠をもっておきたい田中さんのストイックさが伝わって来る。僕がやってる全層沈め釣りの場合はタナの把握って、いうても感覚の話になる。「食ってるのは大体何ヒロ位」ってのはイメージして撒き餌と仕掛け投入のタイミングを変えていくけど、それって結局イメージの範疇を出ることはない。まぁそれでもオートマチックに全ての層を探っていけるのがメリットではあるんだけどね。山元八郎名人考案の「なるほどウキ止め」は、普段はタナをキープしてくれるが、ひとたび魚が餌を食って仕掛けを引っ張るとウキがウキ止めの場所で止まることなくスルスルとすり抜けるため、魚に食い込み抵抗を与えない。これが多くの釣り人に愛される理由。
下の目印の役割
いよいよ個性がかなり光る目印の話に入る。まずは下の目印の役割から。今魚が餌を食ったとする。ウキはなるほどウキ止めをすり抜けた後に1つ目の目印に引っかかる。ここで完全にウキが止まるので初めてアワセを入れる。ここで1つ注目しておきたいことがある。それが1つめの目印の位置がからまん棒から30cmから50センチと幅があること。この幅は一体何を意味しどういう基準で決められているのだろう?
田中さんによるとこの幅は「グレの活性に応じて変える食わせの幅」を意味しているとのこと。例えば高水温期でグレの活性が高いような場合は目印とからまん棒の位置を近づける。理由はグレが食い込みに躊躇することはないので早くアタリをとりたいから。食い込み抵抗を速く感じても餌を離す可能性が低い時はこのように目印の位置をからまん棒に近づける。
逆に低水温期のようにグレの活性が低い場合は、餌をなかなか食い込まなかったり食い込み抵抗に神経質であるケースも多い。その時は目印をからまん棒から離す。そうすることでグレが食い込み抵抗を感じるまでの時間が長くとれるのでよりヒット率を上げることができるという算段だ。奥が深い2段ハリス釣法!
▲上の画像の右下。分かりにくいが「ウキ止めと目印の間の調整で魚の食い込みを調整する」とある。詰めるのは高活性期、話すのは低活性期と考えて問題なし!
上の目印の役割
次に上の目印の役割について話す。下の目印は事実上のウキ止めの役割でした。上の目印の役割は「近くを釣る場合にアタリをとる」のと「仕掛けの入水角度を把握するため」だ。いずれもからまん棒の役割と同じと考えてよい。ただ、からまん棒よりもかなり釣り人に近い側にあるため、からまん棒が沈んで見えなくなってしまった後でも、目印の動きでより早くアタリを判別できるし、2枚潮のような面倒な状況も把握しやすくなると言える。
ちなみに田中名人のこの目印釣法。鮎(アユ)の友釣りから盗んだアイデアとのこと(驚愕)鮎の友釣りする人はご存じでしょうが、確かに友釣りのアタリは目印でとる。いろんな釣りを経験している田中名人故の斬新なアイデアといえますね。釣りの幅が広いとこういう離れ技もできるようになるんすね。
ウキロスト率減少効果も
この2段ハリスの考え方って実は僕のロングハリスの釣りにも応用が可能なんす。具体的には、この2段ハリスをうまく活用することで「ロングハリス仕掛けでの根掛かり時のウキ回収率(ウキロスト率の減少効果)」を異次元レベルに上げることができる。中ハリスのところにウキをセッティングしていれば、万が一根掛かりしても、先ハリスが切れてさえくれればウキをロストしないで済む。むろんそのための工夫として先ハリスに号数の小さいハリス(細ハリス)を使うことが必要になるけどね。先ハリスが道糸や中ハリスより細いと、先ハリスの方が先に切れるからね。「トカゲの尻尾きり」じゃないけど、先ハリスを切ることでウキをロストしないで済む。
ウキの値段も結構なもん。特に僕が推奨してる釣研スーパーエキスパートue0cなんて1個2千円弱もするから、何個もなくすとなかなかの出費だ。エイジアマスターピースもエイジアlcマスターピースも然り。だから、2段ハリスは財布にも優しい^^2段ハリスにすると、糸の直結部が2つできるから「強度的にどうなのよ?」って質問をたまにもらうけど普通にチヌ釣りやグレ釣りをやっていて、困ることはない。先ハリス1.5号で中ハリスと道糸が1.7号とか相性がいい様に感じてる。仕掛けの自然な流れとか考えると道糸は、本当は1.5号を使用したいところだけど、財政的な問題も一方で無視できないからね。「ウキをロストしたくない!」って人はぜひ2段ハリスを使ってみてください。かなりウキ回収率が上がるのでおススメです。
出典:シマノ
最後に
2段ハリス仕掛けどうでしたか?かなり斬新な仕掛けながら、コンセプトのぎっしり詰まった仕掛けで相当ビビたんじゃないでしょうか?wこのようなトップトーナメンターのテクニックっていうのは、実績に裏付けされているものだから、自分の釣りに応用できそうな部分はじゃんじゃんパクった方がいいっすwいろんな名人の良いところを盗みまくってミックスしていけば自ずとオリジナルな仕掛けになっていくことでしょう。今後もどんどん最新の釣法に注目しながら耳よりな情報はガンガンシェアしていきたいと思います。
田中さんはその実力もさることながら人柄のよさも加わって芸能人とも釣りを通して親交があるようだ。元EXILEのボーカル清木場俊介(SHUN)さんとグレ釣りをされている番組がある。
僕は、もともとSHUNさんを大好きだったけど、この動画をもう何年も前に見たときにさらに好きになったのを覚えてる^^やっぱり釣りが好きな芸能人って親近感が沸く。つるの剛士さんとかも芸能界の釣りリーダーみたいな立ち位置で頑張ってるよね?芸能人とか影響力がある人が釣りをやってると釣りに興味を持つ人も増えるだろうから嬉しいね^^元プロ野球選手の城島健司さんもしかり。釣りガールだって一翼を担ってる。田中さんみたいな釣り名人と釣り好き芸能人とかが今後どんどんコラボして動画に出てくれるのが個人的には楽しみ。釣り業界がますます盛り上がりそうな気がしない?最後はちょっと話がそれたけど、ここまで読んでくれてありがとうございました。また何かありましたら何なりと^^ではでは!
追伸 他にも素晴らしい名人さんのテクニック集をのせときます~~
【永久保存版】田中貴(たなかたかし)グレ釣り仕掛け・テクニックを徹底解剖!
【永久保存版】磯釣り名人 松田稔から学んだスーパ―テクニック集
猪熊博之(いぐまひろゆき)仕掛けと必殺技「ノンサミング釣法」
シロモッチ(城本尚史 しろもとひさし)を釣り人としてどう思いますか?
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僕はサラリーマンとして働きながら釣りブログを書き月収10万円以上(多い月は30万程)を稼いでいます。 ですが「釣りブログ書いて月収10万稼いでる」とかいうと、超絶怪しいですよね。 でも本当に釣りブログを書いてお金が稼げるんです。
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結局、稼ぐための知識があるかどうかだけなんです。 重要なことは。型(パターン)を知っているかどうかだけ。 だから学んでいけば誰でも稼げるし自信を得ることだってできる。
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