どうもつぐむぐです。
メルマガ読者の重松さんから質問をいただいたので回答していきたいと思います。
Contents
【質問】
こんにちは。重松といいます。日々の情報提供ありがとうございます。道糸の件で、教えてください。つぐむぐさんは道糸でナイロンのサスペンドタイプをおすすめされています。沈め釣りと相性が良いということも分かります。ただ、先日道糸にpeラインを使ったフカセ釣りに関する情報を目にしました。実際に釣果も伴っているようでした。実際のところpeラインはどうかなと思ってご連絡しました。ご回答よろしくお願い致します。
【回答】
質問ありがとうございます。peライン・・・この質問ほんと最近よく受ける。今完全にトレンドですからね^^これを考える上では比重と強度の2点がポイントになるかと。以下僕なりに分析をしたいと思う。その後でおすすめのラインを個別にあげていきますね!
■比重という視点
昔はpeの道糸って言ったら、「比重が軽くて水面に浮いて釣りにならん!」って思ってた。それもそのはず。基本的に、ナイロンで比重は約1.14。peの比重は約0.98。僕の仕掛けでは道糸が仕掛けに悪影響を及ぼすのを排除するためナイロンのサスペンドラインを推奨してます。
サスペンドは比重が絶妙で水面付近に置くこともできるし、強制的に水中に沈めることもできる。サスペンド(吊るす)って言うくらいだから置いた位置からほとんど動かないのも特徴。水中にラインが沈んでいた方が上潮とか風の悪影響を受けないからいい。
とはいえ、沈みすぎも、仕掛けの沈下速度が速くなったり誘いの軌道が悪くなってよくない。だから、ちょうどいい感じなのがサスペンドの比重って訳。ナイロンのサスペンド比重は1.14付近だけど、peのサスペンド比重は1.3前後が多い印象。この誤差はよく分からんけど、まぁpeでサスペンド性能が発揮できるのが1.3程度ってことなんでしょうな。
■強度という視点
次は強度の話。PEの利点といえば、強度。PEは、編み糸なんでナイロンラインより強い。より細い号数でナイロンの太い番手と同じ強度を発揮できるのは超魅力的。だって、フカセ釣りにおいて道糸は少しでも細い方がいい。道糸があるせいで、仕掛けが撒き餌の筋から外れていく。道糸が細くなれば、仕掛けの外れ具合も少なくなる。結果、同調しやすくなり、釣果が伸びる。細い分遠投もしやすくなる。
ナイロンの道糸を使う場合、僕は1.5号を推奨してる。1.2号でもチヌなら問題ないけど、あくまで「初心者でも心配なく釣りができるように」って意味で1.5号を推奨してる。だからpeラインを選ぶ時もナイロンの1.5号と同じ程度の強度が保証されていれば心配はいらないってことになる。理論上は。メーカーによって、そして銘柄、編み数によって若干差はあるけど、おおむねPE0.2号~1号位がナイロンの1.5号以上と同強度となるんじゃないかな。詳細は各ラインのパッケージでご確認を!
いずれにしてもナイロンの時よりラインを細くできることは間違いない!それでいて同強度が実現できるなら、利用しないという選択肢がないと思う。しかし、良いことばかりでもない。なぜならpeは磯釣りでは致命傷ともいえる「瀬ズレに弱い」といった特徴がある。特徴というよりデメリットと言った方が良いのかな。
まぁ瀬ズレに関しては、僕の場合ほとんど気にしてないです。というのも、僕はハリスを長くとるので、過去の経験上、瀬ズレでラインが切れる時は99パーセントハリス部分が瀬ズレしてラインが飛んでるから。なので、あんまり道糸peにすることによる瀬ズレはあまり恐れてないです。とはいえ、ロングハリスではない釣りを展開している人にとっては、peはちょっと不安かもしれない。これから技術が進歩して瀬ズレにも強いpeが出てきた時が、ガチでpeが市民権を得る時じゃないかと思ってる。
最近peの種類がとにかく充実してきてる。シマノを中心にフカセ釣り専用peラインもどんどん出てきたので、以下紹介していきたい。お気に入りのPEを見つけて最先端のフカセ釣りを体現してみよう!^^
(1)シマノLIMITED PRO PE G5+ サスペンド PL-I55Q
2017年秋にシマノからリリースされたフカセ釣り専用のpeライン。特徴は比重とコシ。比重はフカセ釣り用として重宝する「海面に浮きすぎない絶妙な設定」が施してある。また、コシは適度の張りがあって、磯釣りでも扱いやすい仕様になってる。
参考までに、シマノの名手田中修司さんや友松信彦さんは0.6号を主流で使ってるみたいです。ここまで号数が落とせたら道糸の抵抗をかなり軽減することができるから飛距離が伸びるので嬉しい☆ちなみにこの商品は150メートル巻きで値段は3000円程度。ナイロンに比べると値段が張りますがpeはこんなもんです。高いのとか超絶高いから3000円は結構良心的だと思いますバイ。
あと、2018年の9月にはLIMITED PRO PEG5+ サスペンド 200M PL-I65Rというのがでます。こっちは定価4500円ですが、200メートルと長いし、3回に分けて使うならコスパいいなと思ってます。
ここでブログ読者の方からインプレ・評価が寄せられているのでご紹介☆
シマノLIMITED PRO PE G5+ サスペンド PL-I55Qの0.8号を半年以上使用しています。毎釣行前に結束部から1m切り再結束しています。手入れは釣行後に流水洗い。乾いたらフッ素スプレー吹いてます。使用感は抜群!ラインあたりも見やすく、飛距離も伸びます。サスペンド加減もよく風波の影響を受けにくいです。難点は慣れない内は魚の引きが手首に負担を掛けますが竿尻を肘に当てれば軽減されます。ハリスとの結束はノーネームノットで一度も解れ、締め切れはないです。シリコンスプレーは前に教えて頂いたものをしようしましたが、自分的にはちょっとベタつくきがしましたので竿やラインには別のものを使用しています。そうそう。PE5+ですが余程の豪雨でないと竿にまとわりつくこともないですが、竿との相性や手入れ方法にもよるかもしれません。ちなみに竿はシマノ極翔です。
(2)キザクラ 黒魂pe
僕が知る限りウキメーカーの有名なキザクラが発売したフカセ釣りに特化した日本初?のpeライン。シマノのpeより先に発売されてたと思う。黒魂シリーズはチヌ釣り専用を対象にしてるラインナップでファンの人も多いんじゃないかなぁ。確か釣り雑誌の「釣りファン」でチヌ釣り名人大知昭さんが「フカセ釣りとの相性が抜群。ラインは大体0.8号から1号で良い」って言ってた。0.8号の道糸とか最高じゃないっすか?水流抵抗が異次元に減りまっせ!!大知さんも、釣り雑誌で道糸の号数を落とせるメリットを述べられてた。「フカセ釣りにおいては、切れないのであれば、道糸は細ければ細いほど良い」と僕も考えてます。
フカセ専用peの登場で、ますますフカセpeって新分野がこれから進んでくるんじゃないかと期待してる^^余談ですが、大知昭さんはシマノのインストラクターと同時にキザクラのインストラクターでもある。それでシマノとキザクラがpeを主導しているから、大知さんがpe推進のボスなんでしょうねw先駆者というべきかw
(3)シマノ炎月g5
船釣りでタイラバやってる人だったら炎月を知らん人はおらんでしょう。高比重のpeラインで上の黒魂peが出る以前は、大知名人もこのpeを推奨されていた。船釣りはかなり前からpe釣りが主流だったから最初は船用をフカセに転用するしかなかったんだね。フカセ専用じゃないからダメって思うかもしれないけど、比重がフカセ釣りでもいける比重なんで船用とかあんまり気にする必要はないっす。別にpe自体の本質は変わらないので。事実として、大知名人もこのラインでしっかり釣果を残されていた。フカセ釣りに使えないラインなんてことは微塵もない。
(4)シマノ セフィアG5 PE
またまたシマノですバイwこれは比重1.25~1.43の高比重でまた使いやすそうな使用だわい!10メートルごとにラインの色が変わる仕様になっているので、自分からの距離とか水深をチェックしたい人にはおすすめ。値段も200メートル巻きで3000円ちょいとコスパ良いpeっす☆できるだけ財布の負担を減らしてpe釣りをやりたい人には最適かもしれんね^^
■フカせ釣りにおすすめのpeライン4選まとめ
最後に今回のポイントをまとめます。
・peでもサスペンドタイプがおすすめ。比重は1.3前後が多い。
・基本peはナイロンより強度が高い。ただし瀬ズレ強度は弱い。
・peの主導権はシマノが断トツ、次点がキザクラ。
(おすすめの銘柄4選)
・シマノLIMITED PRO PE G5+ サスペンド PL-I55Q
・キザクラ 黒魂pe
・シマノ炎月g5
・シマノ セフィアG5 PE
引き続き、僕もいろいろと銘柄について注目して、目ぼしいものが見つかれば、どんどん追加で紹介しますね!もし、ここに載ってるやつ以外でも「これもいいよ!」ってPEラインをご存知の方がいれば、ぜひご教示ください。ではでは!
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ほぉ…
これは…初心者には難しい~…(汗)
師匠の推奨仕掛けでいきます(笑)
検証の結果お待ちしてます。
先日釣果報告した、はやみです。自分もこの夏から道糸にPE使ってます。本文に記載のあるシマノ セフィアG5の0.6号です。比重は確か1.36をうたってます。前回と前々回の釣果報告でも使ってます。使い勝手はほぼアイサイトの1.75号と変わらない上、飛距離が良く、細いのでメンディングも容易です。擦れ対策とクッションとしてハリスとの間にナイロンラインを6ヒロ直結してます。ズボ釣りの命である感度も凄いですよ。
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