つぐむぐです。今回は僕の考える初心者のためのチヌ竿(クロダイ竿)の選び方についてみっちり解説していきます。竿選びは釣り人が10人いれば10人答えが違うかもしれませんが、いろんな考え方を知っておくのは損ではないっす。いろいろ知った上で「こいつの情報が僕に合う!」と思った人の思考を盗んでいけばいいと思います^^じゃあ僕の基準を包み隠さずばらまいていきますバイ!
Contents
■初心者が竿に求めるべき機能
釣具屋の竿コーナーに行くと、いろいろなメーカーからさまざまな種類の竿が販売されています。正直、初心者の方は判断に迷うと思いますが、一体何を基準に竿を選べば良いでしょうか?結論からいうと、初心者の方は「竿の操作性」を最重要視するといいかなと。とりあえずここをクリアしていれば、最初に使う竿としてはOKです。
■操作性がなぜ大切か?
ところで、竿の操作性とはなんでしょうか?これはイメージどおり「竿の扱いやすさ」のことですね。基本的に操作性とは、竿の「重さ」と「長さ」に関係しています。重さと長さの具体的な基準は以下で詳しく述べますが、そもそもどうして操作性が大切なのか?それは、操作性が「魚を掛けれる確率(釣れる確率)に大きく影響するから」です。操作性が良いことで、仕掛けの投入精度がぐっと上がるだけでなく、糸を送る(出す)作業なども簡単かつ正確になります。ラインの操作・修正も手軽になりますね。こういう動作がきちんと的確に行えるか否かが釣果を大きく左右しますから、操作性の高い竿を選ぶことは非常に重要なんですね。
■操作性を実現する竿って?
初心者の方は、今後の釣り人生の中でベテランの人や先輩から「竿が軽すぎるのはダメ!薄っぺらい竿は粘りがなく、魚が弱らないぞ!」とか「竿は長いほうがベスト!長い竿はパワーがあって、チヌの体力を速く削ぎ落とせるぞ!」とかいろんな意見を聞く機会があると思います。
釣り人の中には僕と違って、ある程度重さのある竿や長い竿をすすめる人もいるでしょう。最初に言ったとおり竿に対する考え方はさまざまなので。ただ…僕は必ず初心者には「できるだけ軽くて短い竿」を勧めています。注意なのは短いっていっても1メートルとか2メートルじゃないっすw磯竿にしては短い竿って意味ですw
具体的な長さは後で話します。なぜ「できるだけ軽くて短い竿」なのかというと、そういう竿の方が断然操作性が良いからです。一般的にはね。すごい高価な竿には重心バランスが洗練されているものも多く、「長くても軽く感じる」ケースもありますが、これは例外。
■魚を掛ける前と掛けた後
余談ですが、僕は魚釣りにおいては、何より「魚をかけること」が最も大切だと考えています。竿の粘りやパワーなんてのは、魚がかかってから効果を発揮するもの。でも魚がかかってからの心配をする前に、まずは魚をかけられるようになることが大事じゃないでしょうか?だって、そもそも魚を掛けれないくせに掛けた後の心配なんてナンセンスっすよ!「魚をかけた後のことをいろいろ考える前に、まず魚をかけようよ。掛ける前に気を使おうぜ!」と言いたい。なので、僕は操作性を重視するんす。
それに、ぶっちゃけていうと普通のチヌを釣るのに竿の粘りやパワーなんぞはそんなに必要ない。僕自身、パワー的には最も弱い0号の竿で年無し50㎝オーバーを何枚も捕ってます。年なしが釣れる確率は普通サイズに比べて圧倒的に少ないんだから、ほんと粘りとかパワーより扱いやすい竿がいいさ。そりゃあ粘りがある竿は釣り味が気持ちいのは確か。けど、そういうのはチヌを釣るための必須要件ではない。言ってしまえば贅沢要件w必須じゃないところに最初から意識を注ぎ込む必要なしってのが僕の見解。 以下竿の具体的な重量や長さについて解説していきます!
■チヌ竿の重量(重さ)
重さは160g~180gの範囲を購入の目安とするといいす。160g代はかなり軽い、170g代は軽い、180g代はそこそこ軽いというざっくりしたイメージで大丈夫。160グラムから180グラム位の範囲に入っていれば軽い部類であることには違いありません。
200g超えてくると、竿の重心バランスが相当良くない限り1日使うと腕が疲れます。釣具屋にいくと、どこも店頭に「特価!竿・リールセット2000円!」って商品が売ってありますが、あれはバランスが超悪いですwまあ、あれはそんなバランスとか考える人のために作ってないので、当たり前ですが(苦笑)一日で壊れることも多い粗悪品で店の利益率が高い商品なので、釣り具屋さんを設けさせたい方は率先して特価の粗悪品を選びましょうwディスりすぎ?w
「たかだか、数十グラムの違いで、そんなに疲れが変わるの?」と思われるかもしれませんが、ま~じ~で甘く見ないほうが良いです(笑)フカセ釣りって1日に何度もマキエをまきますし、約5mの長竿を扱うため、腕が本当に疲れます。慣れないうちは特に。それに、チヌ釣りで使うマキエは比重が重いので、運動不足の人なんかは、帰る頃には腱鞘炎になることだってありますよ。月に2回位釣りに行く人でも、遠投釣りを一日すれば腕が筋肉痛になるくらいの遊び。だから、極力疲労蓄積の原因になる要素は排除していきましょう!
■チヌ竿の長さ
竿の長さですが、これは5mがベストです。「5メートル超長いやんけ!」って思ったあなた!チヌ竿では5m30cmが一般的な長さなんですよ。ふふふw
5m30cmが主流ということは、5mは主流よりも30cmも短いことになります。今「なにが30センチもだ!たった30センチじゃないか!」と思ったあなた!甘いですなw初心者の方にとっては30cmという、この一見大したことのないような長さが、実は手に持った時に大きな差となって現れます。これマジで。快適さが全然違うから、まじで持ってみ!そしてこれだけは覚えておきましょう!「竿は少しでも短い方が扱いやすい」と。
ここで、ちょっと例を出して考えてみましょう。今、あなたが鉛筆の端っこ(尖っている方と反対側の端)を持って字を書いている姿を想像してみてください。鉛筆が長いと紙からの距離が離れるため、軸がぶれやすく字が書きにくいですよね?一方、短い鉛筆ですと、紙からの距離が近く、長い鉛筆の時より鉛筆が安定するため字が書きやすくなるはずです。この場合の文字の書きやすさとは、竿でいう「細かい操作のやりやすさ」と言えます。鉛筆が竿になろうが、考え方は全く同じ。少しでも短い竿の方が、細かい操作が断然やりやすくなります。
■ここで疑問が沸いた方は鋭い!
「じゃあよ!竿は4メートルでも3メートルでもいいんじゃね!」と思ったあなた鋭い!竿は短いほど操作性が高いんだから、短ければ短いほどいいじゃんか!。その理屈非常~によく分かります。ただあんまりショートロッドを使うとフカセ釣りの場合、結構デメリットが発生しちゃうのです。
僕的に最大のデメリットがラインの操作性が落ちるということ。海の釣り場って足場がそこそこ海面から高いことがしばしばある。この時、竿が短いと海面までラインがダラりと垂れる。このラインが風の影響を非常に受けやすい。風の影響をラインが受けると、徐々に仕掛けを道糸が引っ張りだすんですね。仕掛けは撒き餌が流れる潮の速さで流さないといけないのに、風の影響を受けたラインが仕掛けを引っ張りだすと撒き餌と仕掛けが合わなくなって完全にアウト!w次!
海の釣り場、とりわけ磯は手間の方が浅く、かつ磯にカキガラなどがついていることが多い。ここにラインがこすれるとラインが吹っ飛びます。いわゆる瀬ズレ。短いロッドはこういう岩が足元から張り出している場合に圧倒的に不利っす。その点長い竿は竿を沖に突き出してやれば、手前の岩にラインが当たらないよう調整することができます。むろんそれでも瀬ズレするケースもあるけど、2メートルのショートロッドよりは5メートルの長さあった方が瀬ズレのリスクは下がります。ただ逆に長すぎても操作性が落ちるので、メリットとデメリットを天秤にかけて、ちょうど良いと感じる5メートルをおすすめしている訳っす。
■竿の号数・パワー
ここまで説明しても「なるほど、つぐむぐ。操作性が重要なことはよく分かったけど、竿で重要なスペックは重さと長さだけじゃないよ!」という声が聞こえてきそうです(笑)。 最初に言った通り優先度は低いと思ってますが、パワーについても見解を話しておきますね。ロッドパワーに関してはチヌ竿の1号を買っておけば問題ないっす。1号は適度にパワーもあるし、それなりに竿が曲がってヤリトリも楽しいので、初心者に最適だといえます。
■その他の要素
もうこれら以外の要素は「デザインの好みと予算」で好きに決めちゃってください(笑)。適当だな~って思わないでくださいねwまじでそう思ってます。正直、先に述べたポイント以外は、釣果に直結しないので、「何でもいいといえばいい」のです。だから好みと財布に相談して決めればOk。竿にも赤、青、白、黒、紫などなど、デザインもいろいろとありますから、モチベーションを高めてくれる1本を手に入れれば良いでしょう。ここばかりは人からやーやー言われるべきところではありません。無論他の要素も一緒と一緒ですがねw
■チヌ竿選びに困らないはず
ここまでの知識があれば、あなたはもうチヌ竿選びの達人です。早すぎますかね!?(笑)そんなことはないっす。すでに重要なポイント(要点)はしっかりマスターされていますし、この記事の内容で最初の一本を選んで困ることはないでしょう。別に竿の銘柄なんて、いちいち覚えなくてよいのです。竿の銘柄なんて100個知ってても、魚は1匹も釣れませんからw最速で上達するために大事なことは「重要な情報(要点)だけを効率よく取得すること」です。いつも言ってますが、もちろんこれは釣りだけに限りませんね。銘柄の情報も覚えたいのであれば、別に後から覚えてもらって構いません。ただ、先に効率よく魚を釣るための知識を吸収した方が、早く結果も出るし、楽しいのではないかなと思います。
■チヌ竿の長さ・重さ・号数まとめ
今回お話ししたことを最後にまとめて終わりたいと思います。
・竿は操作性(重さと長さ)を重視して選ぼう!
・竿の操作性は釣果に直結する。
・操作性が良いのは「短くて軽い竿」。
・魚釣りは魚を掛けてなんぼ。
・竿の重さは160g~180g代の範囲で、長さは5mを選ぶと良い。
・パワーについてはチヌ用の1号が万能!
・その他はデザインの好みと予算に応じて自由に決める
以上ですね。チヌ竿選びなんて、これだけしってりゃ十分。そんなもんw要らん情報で頭をいっぱいにしてもクソなんです。これでもう釣り具屋でたくさんの竿を目の前にしても、迷わないし、ブレないでしょう。このくそ長い文章をここまで読んでくださったあなたは、チヌ釣りの知識を心から欲しておられますね。知識欲があるということは、本当に素晴らしいことだと思います。知識は経験と同じです。学ぶ者が、学ばざる者よりも短期間で成長することは言うまでもありません。今後も、釣りに役立つ情報を発信していきたいと思いますので、ご期待ください!ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
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結局、稼ぐための知識があるかどうかだけなんです。 重要なことは。型(パターン)を知っているかどうかだけ。 だから学んでいけば誰でも稼げるし自信を得ることだってできる。
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