つぐむぐです!
今回は、僕が愛用しているチヌ用ウキ、釣研の「大征黒沈め」について、詳細に説明していきたいと思います。まじでこれ一つでめっちゃ戦える(釣れる)ウキです。値段が手ごろなわりに享受できるメリットが盛りだくさん!新たに使えば今までのチヌ釣りがガラリと変わることでしょう!ウキの性能を知れば、釣れるイメージがジャンジャン膨らむと思います^^楽しみに読み進めてみてください!ではまいりましょう!
Contents
■「沈め」一つでほとんどの状況に対応可
これ超メリットだと思うんですが、まじで「沈め」の浮力だけで、ほとんどの状況に対応できます。激浅いポイントとか潮の流れが皆無のポイントとかで釣りをするような場合に限り、「沈め」ではウキが沈みすぎてしまうことがありますが、海はほとんどの場所で潮の流れがありますから、「沈め」一つでほとんど対応できるというのが、僕的な印象です。
もし潮の流れが速くてウキが潮に弾かれてしまう場合は、ガン玉を追加することで対応できます。ウキはそのままで大丈夫っす^^
もしより高いレベルを目指すのであれば、メルマガ内で「ウキの浮力を変えて攻略していく応用技」も解説しているので、興味がある方はそちらをどうぞ^^あと、潮の流れが速い場所を釣る方法は「流れの速い激流ポイントでのフカセ釣り」や「流れの速い深場を釣る方法~ガン玉とウキの浮力が勝負の決め手」の記事でも詳しく書いてます☆
■価格が1000円ちょっとで良心的
これは釣り具屋さんによって異なるのかもしれませんが、私の行きつけの釣り具屋では1000円ちょっとの価格で売られています。結構ウキの値段って出費じゃないですか?とはいっても、品質の良いウキというのは高価になるのは当たり前です。けど、このウキはこれだけの性能をもっているのに、非常に価格が良心的だと思いませんか?グレ用の良いウキは2000円近くしますし、高価なやつは5000円とかするから、それらと比べたら、コストパフォーマンスも非常に良いのでお勧めです。できるだけ安くて性能の良いウキを求めていきましょう!
■低重心で安定感がある
チヌのフカセ釣りをする上では、「サシエの安定」というのが大変重要になります。安定しているエサというのは、捕食がしやすいため、群れのリーダーである大物のチヌほど優先的に捕食すると言われています。僕も経験的にそう思ってます。
この安定した餌を実現するのに「低重心」で安定したウキが不可欠。ウキがフラフラしていては、その悪い動きがサシエに伝わってしまうため、サシエを安定させることが難しくなります。
その点、大征黒沈めは、重さが20g近く(正確には18.1g)あるし、低重心設計によって水面でも、水中でも非常に安定した姿勢を確保してくれます。20g弱というのは、ウキの中ではかなり重い方になりますが、安定性を確保できることや、僕の推奨仕掛けはウキ止め糸を使用しない全遊動仕掛けですから、食い込みの抵抗が少なく、比較的重いウキでも安心して使用することができるのです^^
いろいろ覚えるのが面倒な人は、「刺し餌が安定しやすいからデカチヌが釣れる」って覚えておきましょうw
■練り餌さが飛ぶ!
これも低重心設計と、その重さが実現させてくれる賜物なのですが、練り餌をサシエに使ってもしっかりと遠投できるのが素晴らしいポイント。
グレ釣りをする人だったら、試しにお持ちのグレ用ウキを使ってネリエを投げてみてください。全く飛びませんから(笑)
飛ばない理由は投げてもらったら、一番早いのですが、タネ明かしをしますと、ウキが先行して飛んで行ってくれないからです。重さの視点がウキとネリエの2点に分散することによって、アンバランスになって、ネリエの方が先の飛び、仕掛け全体の飛距離が伸びません出ません。
加えて、ウキの穴径が大きかったりすると、糸が投入時にウキの穴をすり抜けてしまい、それがまたバランスを崩すことに拍車をかけます。一度グレ用ウキを実際に使ってもらえれば、より大征黒の設計というのが大変優れているというのが理解していただけると思います。
チヌ釣りで練り餌使用は必須といっても過言じゃないっす。まじで。練り餌のおかえげで釣れたチヌは数えきれません。練り餌はエサ取りにも強いしアピール効果も抜群です。練り餌の使用をストレスフリーでやるためにもウキのチョイスをミスってはいけません!
■仕掛けが飛ぶ!
先述のとおりウキの重量20グラム弱というのは、フカセ釣りにおいては結構な重量です。しかも練り餌のような不安定な餌ですら飛ばせる設計。当然普通のウキよりも仕掛けが飛ぶので、普通のウキだと攻略が難しい遠投エリアを初心者でも攻略しやすくなります。これは非常に大きなメリット。仕掛けの遠投が苦手な人でもストレスなく飛距離を出すことができますよ^^
■パイプ穴径が2mmと細い
この特徴は、仕掛けの投入時に糸がウキの穴をすり抜けにくくなり、非常にバランスが安定するということにつながります。しかし、それは恩恵の一部です。
実際は水中において、そのパワーというのが発揮されます。チヌ釣りでは刺し餌の安定が重要であることを説明しましたね。ウキの穴径が大きいと水中でも糸が穴を抜けていきます。
抜ける糸が多いと、ウキから下の糸の部分が長くなるため、その部分が受ける水の抵抗というのが当然大きくなります。そうなるとサシエの安定というのは、難しくなりますよね?
穴径が狭いということは、無駄に糸がすり抜けなくなるため、安定性に寄与します。このようにパイプの穴径というものが、実は目に見えない水中でも大きな効果を発揮してくれることが理解していただけたでしょうか?
▲上から見た大征黒。穴径が2mmと細いのが良い。
■ウキ上部がフラットになっていて、浮き上がりにくい
これは、低重心とも関連でもあるのですが、「ウキが浮き上がりにくいことが良い」というよりは、「より確実に落ちやすい(沈みやすい)」ということを実現できるという意味でここであげました。
いくら低重心のウキでも、上部が丸くなっているウキは、湧き上がる潮に入った時に浮き上がりやすい。その点、上部がフラットであれば抵抗が生まれ、浮きにくくなります。「浮きにくい=沈みやすい=刺し餌が安定する」となるため、デカチヌへのアプローチがより簡単になります。フラットな形というのは、直接的ではないにしても、間接的に重要な役割を担っているといえます!
■最後に
ここまで、チヌ釣りで僕が大きな信頼を置いている「大征黒沈め」について、その特徴を徹底的に解説してきました。このような特徴をしっかりと理解されていれば、またこのウキへの愛着や信頼もアップすることでしょう。堤防だろうが、磯だろうが大きな力となることは間違いないので、ぜひ使ってみてください。言い忘れましたが、浮力はもちろん「沈め」ですので、そこもお間違えの無いようにご注意ください!最後までお読みいただきありがとうございました!
プログレスチヌの穴径メリットと大征黒の0号や00号を使う機会
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