【グレ釣り】アイゴとの付き合い方、サイズアップ、潮、沈下速度の話

投稿者: | 2018年6月12日


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つぐむぐです!質問いただきました。

質問も回答も今回はかなりボリュームがあります。

読み応えがあると思うのでご覚悟くださいw

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つぐむぐさんこんばんわ。四月から数回グレ釣りに出掛けましたが豪雨後の影響だったり当地の海水温度が例年より早く上がりはじめたので 鯖子が多く苦戦させられたりと 散々でしたが…今日人生で初めて、1釣行で【Wツ抜け(20匹以上)】を達成できました。…

 

と言っても、足裏サイズ止まりでしたが…(^^;でも色々試行錯誤での釣果でしたので自分なりに70%の出来かなと思います。これもご教授の賜物かと、改めて感謝いたします。

 

さてそんな釣行で新たに疑問が湧きましたので良かったらお教えください。グレが釣れているときに度々アイゴ(バリ)が釣れます。それも30cm以上のものが…そこで!

 

(1)アイゴが釣れるのはグレの釣り方が出来ているのか?と言う事。

例えば、コマセに群がるメジナが見えているのに、釣れるのはカサゴ…て言うのは、釣り方が間違ってますよね?当地ではアイゴ専門に釣る人がいないので、わからないのですがアイゴ専門に釣っていてグレが外道で良く釣れるものなのか? グレ釣りをしていてアイゴが釣れるのは、たまたまアイゴがメジナより先に付け餌を食べただけでしょうか?

当地ではアイゴは嫌われ者なので正直釣れるとガッカリしますが【釣り方】は間違っていない、もしくは状況を把握し釣りが出来ていると判断して良いでしょうか?アイゴも専門に釣ったらグレ同様奥深いものなんでしょうか?

 

次に…  今日の海水温度は18度位あり撒いたコマセにグレが乱舞し大興奮の状況でした。岸(波止)に近い所や水深の浅い場所には木っ端が群れており水深の深い所には25cm以上たまに30cm以上が見え隠れしていました。その場所は40オーバーの実績がある場所です。コマセワークで木っ端を避けて深場に付け餌が届いても大きな魚が食いついてくれません。推奨仕掛けの【からまん棒】の位置を上げたり下げたり、針のサイズを上げたり下げたり、練り餌にしたりボイルにしたり、撒き餌に入ってるオキアミにしたり…。まぁ簡単に食わせられるなら誰も苦労はしませんね(笑汗)そこで!

 

(2)つむぐむさんなら、どうしますか?

自分なら…今日は用意が無かったので出来ませんでしたが、ハリスの号数を少し下げようか?と。1.2号とか?今日の場所は防波堤で足元は基礎石、水深は最深7mくらい。底は砂。10m位の場所に浅場がありアマモの密集地があります。グレは堤防のケーソンに着いている模様です。

なのでグレが掛かるとケーソンに 逃げ込もうとします。30cmのアイゴもケーソンに逃げ込もうとしてました。そしてもうひとつ!(汗)

 

(3)グレは潮を釣れといいますが やはり緩い潮より早めの潮の方が活性が上がるのでしょうか? 今日の場所は大潮の時には雨後の川の様な急流になる場所で小潮を狙っての釣行でした。前にも質問しましたが、やはりどうも【撒き餌のオキアミ】が【付け餌のオキアミ】より先に沈んで行くのです。それでもアタリが有ったので結果オーライでしたが…撒き餌と完全同調できたら大きいのが釣れたかな?

 

この現象は潮が緩い時に起きているのでは?と思い仕掛けが立っているときに起きやすいですね。潮が早めの時は、現象は起きない様に思えます。針の号数を上げ下げ上げ下げしましたが今日はグレ針3号でないとアタリが出ませんでした。ちなみに仕掛けは道糸がサスペンドのPEライン0.8号以外はグレ釣り推奨仕掛けです。

 

(4)最後に再度、こんな状況を  どう思われ、どう打破しますか?  久しぶりに長々すみませんm(__)m8月から来年の3、4月まで釣りが出来ないので短期集中で釣行に行ってますので、ご理解下さい。

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国語力がなく長文読解のできない私が読めた範囲で回答しますw

 

(1)経験から得た感覚ですが、アイゴが釣れる時は

・グレのタナより深く仕掛けが入っている

・潮が悪い

ことが多いと思いますw

後者はどうしようもないですが、前者の場合は仕掛けを軽くしてみるといいですよ^^

 

(2)結構いろいろ試されてますね。素晴らしいっす。実践済みかもしれませんが、僕なら上記のケースなら超遠投で狙います。理由は堤防の見えデカグレって手前より沖の方が食う確率が高いんですよ。僕の経験上はですけど。

ただ見えグレも撒き餌をずっと撒いていると良い潮になったところでガッツリ活性が上がることもあります。このパターンの場合はその瞬間にかける感じですね。でもグッと活性が上がらんパターンなら遠投が比較的掛けやすいと思います。それでも大グレが瀬際から動かんなら、遠投はボツ。

 

手前で刺し餌を見切られているので、記述されていたような工夫をしながら、最後は針を刺しアミグレ1号にして、アミエビを刺し餌にするかなw

 

(3)これは本当にその場所次第っすね。速い遅いは場所によって違うので、動いているか動いていないかですね重要なのは。例えば湾内なら人が歩くスピードの潮が流れている状態だったとしても、そこにとってはMAX潮が走っている状態でグレの食いが立つこともある。でもこれが海峡の釣り場なら川程流れないと食いが立たない場所もあります。

 

なので、その場所にとって、しっかり潮が動いている状態か、動いてない状態か、それが重要かと思います。無論、動いている方が一般的には食いが立つ傾向があります。特にグレは潮に敏感です。チヌは潮どまりでも当たってくることがありますがね。グレよりは。

 

(4)沈下速度は、仕掛けと撒き餌の重量、そして撒き餌を撒くタイミングが重要っすね。釣り場の状況が分かっているなら初めから撒き餌の集魚剤を選べますが、僕はどんな釣り場に当たっても良いように日頃から軽い粒子から重い粒子を幅広く混ぜてます。俗にいう全層対応ってやつです。

 

で、あとは仕掛けで調整する感じっす。一番嫌なのは、いつも集魚剤をコロコロ変えていると、撒き餌の癖というか特徴を把握できないことです。これは仕掛けでも一緒ですがね。

 

だから僕はデフォルトで汎用性のある撒き餌を作って、後は仕掛けで微調整していくという戦法をとってます。このあたりのアプローチ法は人それぞれでしょうがね。

 

で、撒き餌が仕掛けより速く沈むようであれば、撒き餌を後に撒くことです。

 

ちなみに細かい話ですが、最初から最後まで同じ速度で撒き餌と仕掛けを沈めていくというのは不可能です。理由は仕掛けが馴染んだタイミングを境にして、ウキの浮力なり重量が餌部に加わるからです。

 

ほかにも道糸の抵抗とかもあるから、沈下スピードが仕掛けの方は変わってしまうのです。撒き餌は余計なものが何もついてないので、比較的一定速度で自然に落ちていくのみです。

 

だから重要なのは、グレに食わせたいタナを頭でイメージして、そこで撒き餌と仕掛けがきっちり合うように投入のタイミングを調整してやることなのです。全層釣法もつきつめていくとここにぶつかります。結局タナは意識しないといけません。上級を目指すならの話ですがねw

 

これは想像力の範疇です。「タナは2ヒロかな~、3ヒロかな~」と考えながら、仕掛けを入れるタイミングと撒き餌を撒くタイミングのインターバルを変えてあげることです。

 

知らない人、知っているけどやっていない人も多い技なので、ここでおさらいしてもらえると幸いです。

では!

 

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