つぐむぐ@多趣味ブロガー

投げ釣り仕掛けを自作しよう!

 

つぐむぐです。今回は投げ釣り仕掛けを自作で作るためのお話をしようと思います。「自分で仕掛けを作るなんて難しいし面倒くさい」と感じる方も居るかと思いますが、仕掛けの作り方を覚えることによっていくつかのメリットがあります。先にデメリットを挙げるとすれば作るのに時間がかかる、くらいなので、メリットの方が多いです。以下ポイントをまとめていきます!

 

 

メリット

(1)仕掛けの仕組み、意図が読み取れる

釣り具屋で投げ釣りの仕掛けを見回すと、数多くの商品があります。派手なものやシンプルなもの、針の色が違うもの等々。最初の頃はよく違いが分からないと思います。仕掛けを作るにあたり、まずは市販の仕掛けの工夫点、ハリスの長さやエダスの間隔、ビーズの位置などを見て真似ることから入るのが基本になります。

色々な仕掛けを目にすることで、「ハリスが長いとハリス同士で絡まる」や「仕掛け全長が短いのは根をタイトに攻められるように」等、仕掛けの意図に気付くことができます。ほかにも誘導式といった仕掛けもあるので、「ああ、魚の食い込み抵抗を減らすために誘導にするのか」といった気づきもあると思います。このように仕掛けについて気付いていくことで、その魚その場所にあった仕掛けを制作、選択が出来るようになってきます。

 

(2)市販より丈夫な仕掛け

市販の仕掛けはどうしても各メーカーの売りたいという気持ちがあるせいか、強度が幾分か弱いです。裏話をすると仕掛けがなくなれば、また購入してもらえますよねw安い仕掛けであればあるほど、同じ号数とは思えないほど弱く切れやすいですし、糸ヨレも生じやすいです。市販の仕掛けを構成する個々のパーツ自体の質もそんなによくないですからね。自分で仕掛けを作ると仕掛け一つの当たりの単価を下げることもできるし、道具個々の質があがるので、いいことづくしです。

 

(3)臨機応変に対応出来る

海釣りをしていると、フグが釣れることがよくありますが、フグの歯は鋭くハリスをガジガジするので、ハリスを切られたりボロボロにされることがよくあります。気付いたら針が一本無くなっていた!って時は高確率でフグの仕業です^^この時に仕掛けの作り方を押さえておけば、針を結んでハリス交換してすぐに釣りに戻れます。フグの歯をかわすように事前にチューブも入れられますし、仕掛けを短くしたい際には現地で対応することも出来ます。このように仕掛けの作り方を押さえることで、以前なら捨ててしまっていた仕掛けも修復して再利用なんてことも可能です。

 

(4)安上がり

自分で仕掛けを作るとなると、仕掛けを形成する個々の道具を購入する必要がでてきます。これらを買うところだけみると、購入金額は市販の仕掛けを買うより高くなります。しかし、自分で道具をバラ買いするとたくさん量が入っているため、仕掛けが何個もつくれます。つまり仕掛け一個あたりの単価は下げることができます。

 

また、市販より耐久性もあるのでトータル的に考えても安いです。紛失率が減少するので。これは私の持論ですが、釣りは考えて工夫した時間が多ければ多いほど上達します。仕掛け作りは、一見困難ですが、乗り越えた時の成長率は市販品ばかりを使う場合と比べると雲泥の差です。長期的に釣りをやっていこうと思われるのであれば、ぜひこの機会に覚えちゃいましょう!

 

 

覚えること

先に仕掛け作りを覚えるメリットを書いたので、ここからはいよいよ仕掛け作りを行う上で覚える必要があることを書いていこうと思います。

 

(1)針の結び方

針の結び方は何種類もありますが、1種類だけ覚えるだけで大丈夫です。私が多用するのは外掛け結びです。

 

私はフカセ釣りでも、この外掛け結びを使用しています。似ているものに内掛け結びがあります。そっちがやりやすければそっちでもいいです。これらはぶっちゃけどっちでもいいので、自分がしっかり結べるパターンを採用しましょう!針は魚にもっとも近く接触する部分ですので、結びに絶対の自信を持てるようになるまで、何度も練習しましょう!「針むすびめんどくせエ」って方には、針結び機の購入をオススメします。いやはや、本当に便利な時代ですねぇ。

リンク:針結び機たち

シロギス用の針は小さく数もこなす必要があるため、最初のうちはけっこう疲れてしまうはず。針結び機には太糸タイプと細糸タイプがあるのもありますが、太糸は自分で結びやすいし交換のタイミングも多くはないので、細糸タイプを選んでおくといいでしょう^^

 

(2)チチワの作り方

まずモトスへのチチワの作り方を覚えましょう!チチワを作る目的は、モトスとエダスにそれぞれチチワを作っておくと、チチワ同士を結ぶことで素早い仕掛け交換が実現できるからです。以下の動画が分かりやすいです。ちなみに0.5倍速位で再生しながら真似するといいですよw

 

(3)エダスの作り方

ラインの片方に針を結び、もう片方に8の字結びでチチワを作ります。チチワの作り方は以下の動画がわかりやすいです。これも0.5倍速で再生し、真似しながら実践してみると早く覚えられますよ^^モトスのチチワに、ここで作ったエダスのチチワを結びつければ、枝針(エダス)の完成です。モトスへのエダスの取り付け方は動画の最後の方のサルカンとの接続を応用すればOKです。要は結び付ける対象がサルカンだろうが、チチワだろうが、輪に輪を結び付ける方法は同じなので、下の動画でエダスの取り付けについては全てマスターできます☆

 

エダスの作り方も何種類かありますが、エダスの交換が簡単で強度も優れているので、僕はこのやり方を推奨します。モトスにエダスを直に付けたほうが感度は良いのですが、ハリス交換をするときには幹糸(モトス)に癖がついてイヤ~な感じです。てなわけでチチワを多用しております。

 

(4)サルカンの結び方

僕はクリンチノットと呼ばれる結び方を使っています。簡単で強度も問題なく、失敗の少ない信頼性のある結び方です。


 

仕掛け作りに必要な物

次は仕掛けを構成する各パーツを見ていきましょう!

 

(1)針

ターゲットに応じた好みの大きさを選びましょう。小型の魚にデカイ針をチョイスするとなかなか針にかかりません。逆に大きな魚に小型の針を使うと飲み込まれたり、すっぽ抜けの確率も上がります。悩んだら市販仕掛けと同じサイズを。ただ現場で針の色やサイズを変えたい場合も多々あるので、いろんな種類を買っておくと安心です。

 

(2)ライン(フロロカーボン製)

船ハリス100~150mで1500円くらいのが糸癖も少ないし、仕掛けも作りやすくていいですよ。強度も申し分ないですし。幹糸用のラインとハリス用のラインそれぞれが必要になります。

 

(3)蛍光チューブ

https://kurodaikoshien.net/how-to-make-a-marker-rig/

エダスやサルカン部分に使用します。結び目の保護や固定、アピールの意味も含んでおり、ラインのサイズにあった物を使用します。

 

(4)ビーズとかの装飾品

100均にあるもので十分です。好みでエッグボールなどをチョイスするといいでしょう。

 

(5)サルカン(スナップ付き)

天秤の腕や、誘導式か胴付き仕掛けのオモリを付ける部分に使います。

 

(6)スイベル

下針部分や誘導幅の固定などに使用したりします

 

 

 

作り方

一つの市販品を元に、それを真似して作ってみましょう!

今回参考にする仕掛けはコレです!

 

・ささめ針 一投入魂 キャノンボールカレイ

http://www.sasame.co.jp/942/

 

※この仕掛けは砂ずり(より糸の部分)を使用していますがここでは再現しません。というのも僕は砂ずりをほぼ使用しないから。天秤を使った誘導式仕掛けの際には、天秤とのスレによる劣化防止のため誘導部分に使用することもありますが、ここではスタンダードな砂ずり無しを再現します。

 

例えば、この仕掛けと同じものを作るなら、幹糸8号、ハリス4号、針11号を選択します。

【手順1】ラインを全長120cm+結び分を足して多めに取ります

【手順2】スナップ付きサルカンを片側にクリンチノットで結び、80cm近辺にモトス用のチチワ(上針部分)を作ります

【手順3】モトスの下側40cmのほうに、ウキ止めゴム、好みのビーズ等を入れ、下針を結ぶorスイベルを結びます。

※スイベルを結ぶと仕掛け図とは少し変わりますが、ハリス交換も簡単になりますし、ハリス切れによりビーズも無くなりません。ただし、エダスのラインを漂わせたい場合はスイベル自体も重さがあるので推奨しません。

【手順4】エダス用のラインの片方に針を結びます。で、もう片方からビーズ、エッグボール、チューブを通し、針から15cmくらいのところに8の字結びでチチワを作ります。

【手順5】あとはエダスのチチワを【手順2】で作ったモトスのチチワに結びつけてから、チューブをモトスの根元まで押し上げたら完成!

チューブでチチワ同士の結束部を隠すイメージです。この5ステップで市販品と同じクオリティの仕掛けを自作することができましたバイ!

 

 

最後に

これさえ作れれば少しの応用で、誘導式や胴付きも作成可能です。ビーズの位置や数、蛍光チューブの色などのデコレーションで見栄えが変わりますし、チチワを増やせば3本針にすることだって出来ます。先述した4つのことを覚えて組み合わせるだけで、オリジナルの仕掛けを作ることが出来るんです。ですので、あまり難しく考えずに取り組んでみて下さい。自分なりのオリジナル仕掛けを作れるようになると、投げ釣りの面白さも倍増すること間違いなしですよ^^

 

関連記事:投げ釣り簡単仕掛けの作り方 キス編

関連記事:投げ釣り簡単仕掛けの作り方 カレイ編

関連記事:【投げ釣り】餌の付け方(餌が外れる・ちぎれる時の対処法)

関連記事:【投げ釣り】遠投方法と距離を伸ばすコツ

関連記事:投げ釣りラインあれこれ(ナイロン、pe、色、太さ、結び方)

関連記事:投げ釣りリールの使い方、おすすめ等





========

僕はサラリーマンとして働きながら釣りブログを書き月収10万円以上(多い月は30万程)を稼いでいます。 ですが「釣りブログ書いて月収10万稼いでる」とかいうと、超絶怪しいですよね。 でも本当に釣りブログを書いてお金が稼げるんです。

僕はもともとネットで稼ぐことが得意だったわけでもなければ、 文章を書くのが得意だったわけでもありません。 そんな僕でも今では自信を得ることができて、 会社の給料以上の金額を稼げるようになりました。 自力で稼げるようになった自信は プライベートにも良い影響をもたらしてます。

結局、稼ぐための知識があるかどうかだけなんです。 重要なことは。型(パターン)を知っているかどうかだけ。 だから学んでいけば誰でも稼げるし自信を得ることだってできる。

僕つぐむぐが学んで月収10万以上を稼ぐまでの過程を下記の記事では公開してます。

月収10万以上になったつぐむぐの物語

釣りメルマガ(読者数1810人突破)

裏メルマガ(ネットで稼ぐための正攻法)

ラインで限定コラム配信中!☆



サラリーマン必見!収入の柱を増やす超おすすめ手法

最高級のがま磯竿をたった13,642円で手に入れた実話

【衝撃の結末】小魚が多い海で仕掛けを遠くに投げてみたら・・・

モバイルバージョンを終了