【投げ釣り】餌の付け方(餌が外れる・ちぎれる時の対処法)

投稿者: | 2017年11月10日


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つぐむぐです。投げ釣りで使う餌は昼間と夜で変わりますし、ターゲットや地域によっても主流のエサが変わるかと思います。餌の付け方を押さえとかないと、「実はエサが外れて針だけだった~」という可能性もあるので是非ここで押さえときましょう^^

 

 

投げ釣り餌の付け方

投げ釣りに使われるエサは、多毛類と呼ばれるアオイソメやチロリにゴカイ等、魚やイカの切り身、ユムシ、甲殻類のエビやザリガニ、泳がせも含むならアジやイワシなどの小魚です。エサによって付け方も異なります。

 

多毛類(イソメ、岩イソメ、チロリ等)

アオイソメが安く手に入り、昼夜問わず小型・大型どちらも狙える万能エサです。他の岩イソメやチロリは匂いや体色などアピール力がアオイソメより増しますが、値段は採取に手間がかかるのでアオイソメより高めです。エサの付け方はアオイソメと変わりません。

 

(1)ちょん掛け

引用元  https://tsuriho.com/p/13677

 

イソメの頭や横の固い部分から刺す方法です。この刺し方は投げ釣りではほぼ使われませんが、房掛けで応
用として使われるので載せました。

 

(2)一本刺し

引用元  https://tsuriho.com/p/13677

 

口や頭の横などから針を入れてイソメが真っ直ぐなるような、画像の位置で針を出す刺し方です。一本全部付ける時もありますし、垂らしを短くしたい場合は好みの位置でカットし長さを調整して使用します。イソメの口から入れると良い感じですが、少し慣れが必要です。アイナメやイシモチ、もしくは特にターゲットを決めていない場合はこの付け方がオススメです。もちろんカレイ、シーバスも釣れますので初心者にもオススメといえますね。

 

(3)房掛け

引用元:https://tsuriho.com/p/13677/2

 

一匹を通し刺しし、頭を針元より上にズリ上げます。そこから、針に3匹前後ちょん掛けをします。最後の一匹は遠投してもエサが外れないよう、頭の固い部分を使ってフタをするようなイメージで付けると良いです。垂らしの長さを揃えるようカットするやり方もあります。カレイ釣りや夜の大型狙いでアピール重視で頻繁に使われます。マ
ダイのぶっ込み釣りにも使われるので是非覚えときましょう。

 

 

ユムシ

マダイ、シーバス、イシガレイ釣りなど、大物狙いで使われる餌です。ユムシは前後どちらにも穴が空いているのでそこから針を入れ、一本刺しの要領で針を出すと良いでしょう。ちなみに上の画像はユムシが2匹です。1匹でこんな形ではないっすよw

 

 

魚やイカの切り身

アナゴやハモ、フィッシュイーターである根魚狙いで使われます。画像の仕掛けはブラクリですが、投げ釣りも同様に、基本的には縫い刺しで2~3回縫って刺すと良いです。

 

 

エビやザリガニ

クロダイやマダイ、マゴチなど雑食系の魚が狙えます。尻尾をハサミなどで切り落とし、そこから針を入れエビが真っ直ぐなる位置で針先を出します。ザリガニも同様で大丈夫です。

 

 

 

効率よく餌を付けるポイント

サンマの切り身やキビナゴ、塩イソメのような死んだエサであれば時間がかかっても問題ないのですが、活き餌は付けるのに時間がかかると弱ったりするため、餌つけが早いに超したことはありません。けど、アオイソメなどの多毛類はクネクネ動くため、針につける際に時間がかかったり、力を加え過ぎたりすると、トカゲが尻尾を切って逃げるのと同じように身が切れたり、切れやすくなってしまいます。多毛類は表面と体液がぬるぬるしていて針に付けにくいですが、お店で売っている「石粉」を使うと滑りにくくなります。現地調達が可能ならを使っても変わりないっすね。こっちがコスパーはいいかな。

 

 

 

餌が外れる時の対処法

個人的にはフルキャストした際、アオイソメなんかは特性上、身切れしてしまうのは多少しょうがないかと思いますが、改善出来ることもあります。エサをしっかり針元まで付けたつもりでも、ズレたりエサが飛んでいったりすることがあります。

 

針が見えていると魚に違和感を与えたり、警戒心から喰わないこともありますねぇ。特にフカセ釣りでは顕著にそれが釣果に現れる印象。でもこれは投げ釣りも一緒。イソメや、ユムシなんぞは、針の結び目より上の糸の所まで通すと、ほぼズレることはないのでやってみてください^^サンマやイカの切り身でも同様にし、縫い刺しの回数も増やすとズレることはほぼなくなります。これらは知っているだけですぐ実践できるので、「今までやってなかったぜ」って方は、やってみてください。

 

ちなみに僕はアオイソメを付ける際、口から針を入れ、食道を通し、口を針元まで持って行って、適度な場所から針を出す感じです。喰いが悪いようならハサミで頭を切って使います。頭のところは固いからちょっと食べにくいと思われるので。

 

 

餌の取られ方に注意!

針に付けていたエサが全部無くなっている場合は、魚やカニなど何かに食われていると考えていいでしょう。餌だけ持って行かれないよう針元までしっかり餌をズリ上げるといいです。

 

仕掛けを回収すると、頭だけが針に残っている場合があります。その場合はシロギスなどの小魚やカニ、フグなどがエサに食い付いたが、(1)ハリのサイズが魚に対して大きく頭だけ残されてしまったか、(2)頭の固い部分を嫌っていたか、のいずれかと推測していいでしょう。

 

 

 

餌の付け方(餌が外れる・ちぎれる時の対処法)まとめ

最後に今回の要点をまとめておきます!

・イソメ・ゴカイ等の多毛類は、ちょん掛け・一本刺し・房掛けがメイン。

・クネクネ動く多毛類は、店に売っている「石粉」を使うと滑りにくくなる。サーフの砂でもOK。

・イソメや、ユムシ等は、針の結び目より上の糸の所まで通すと、ほぼズレない。

・餌の取られ方、残り方から水中をイメージしよう!

以上になります。餌の付け方一つでも十分釣果が変わり得るので、ボチボチとマイペースで覚えていきましょう^^ではでは!

 

 





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