つぐむぐです。今回はメバリングラインの話をしようと思います。
ラインにはPE、ナイロン、フロロカーボン、エステルラインの4つがあります。それぞれ違う特性を持っていますので、まずは基本的な特性をサラッと覚えるのが良いかと思います。あとは使いながら感じながら、徐々に覚えていくのが好ましいです。ではザラット解説していきまっせ!
PEライン
・耐久性が高い
吸水性がなく海水を吸収しないため、塩分による劣化が少なく、紫外線への耐性も高い。また巻き癖もほぼつかない。ナイロンやフロロは1シーズンで何回か取り替えることもあるが、PEラインは耐久性が高いので、スプールの根元のラインを先端にひっくり返して使う猛者も(笑)こうやって使えばコスパが超絶いいね!
・伸縮性がほぼない
ライン自体が伸びないため、アタリが明確に出る反面、場合によっては魚を弾いてしまうことある。ロッドのティップが柔らかければ、竿先が入り込んでくれるので多少補える。
・比重が軽い
ナイロンやフロロは単線のラインですが、peはポリエチレン繊維を複数合わせて編みこんだライン。作りが全然違う。編み糸です。他のラインと比べて比重が軽いためルアーを遠くまで飛ばせますが、ラインも沈みにくく風の影響をモロに受けます。風でラインが出され過ぎないよう、海面にラインを張り付かせたりロッドを海面ぎりぎりまで近づけたり、工夫が必要な場面もあります。また、風の影響からルアーのトレースラインや、フォール時間にもズレが生じてしまいます。
ただ、最近はpeも技術の進歩によって比重がさまざま販売されてきています。昔はフロートタイプしかなかったのが、サスペンドタイプ・シンキングタイプと出てきているので、この辺りも好みや用途によって使い分けができるようになってきています。戦略の幅が広がるのは嬉しいことです。
・強度が強い
PEラインの素材自体の強度とともに編み込みで作られているので、同じ太さでも強度が他のラインより強度がおよそ3倍くらいあります。3倍ですよ!3倍!これ相当なアドバンテージです。だって、同じ1.5号でも4.5号相当の強度があるってことです。ラインは細いほど風の影響を受けません。風に影響を減らしながら強度だけ上げることができるなんて超絶メリットじゃないですか!こんな反則技もpeならできるんすよw
・根ズレと急な衝撃に弱い
メリットが多いpeの最大のデメリットはこれかなと。これらを補うために、先糸としてショックリーダーが必須になってきます。
・絡みやすい
PEはしなやかで柔らかく軽さもありますが、風やショックリーダーや激しいアクションの影響を受けて、糸のたるんだ部分同士やガイドの周りなどで絡むことがあります。
・価格が高い
ナイロンやフロロよりは価格は高いが、耐久性が高く長く使えるので、コスパーはそんなに悪くないと思います。
ナイロンライン
・耐久性が劣る
吸水性があるため海水を吸水してしまい、塩分の影響を受けてしまう。また紫外線の影響も受ける。さらに巻き癖もつくため、交換頻度は多い。
・伸縮性がある
魚がルアーに食い付いた際にライン自体が伸びるので、違和感を与えづらく、向こう合わせで乗ってくれることもある。一方で、伸縮性があることでフッキングの力を伝えるまで、力がライン自体の伸縮性に吸収されるとともに、針先まで伝わるのに少し時間がかかる。でもこの伸縮性のがクッションの役割も果たし、瞬間的なアワセ切れが減少するメリットも。
・圧倒的にトラブルが少ない
扱いが簡単でトラブルとほぼ無縁。トラブルで釣り中止のようなアクシデントは、かなり少ないです。
フロロカーボンライン
・根ズレに強い
磯場や沈み根、テトラ周りなどを強気に攻めることができる。なので、僕はPeのリーダーにはフロロを最も使ってます。
・耐久性がある
吸水性はほとんどなく、紫外線での劣化もほとんどない。ラインの巻き癖がひどくなって交換するのがほとんど。
・固さがある
ラインが固いためスプールに巻いた際の馴染みが悪く、スプールからバサッとラインが出てしまうことがある。フロロの伸び率はナイロンより少ないです。ライン自体に固さがあります。ナイロンは軽めに引っ張ってもそれなりに伸びますが、フロロは固さがあるため、一定以上の力で引っ張った時にしか伸びません。一定の力以下では伸びないので感度が良く、フッキングした際にナイロンよりハリ掛かりが良いのはこの理由からです。
・比重が重い
PEやナイロンと比べて、比重が重く沈みやすいのでボトムの釣りに向いています。また風や潮の流れの影響を受けにくい。僕はフカセ釣りも大好きなのですが、フカセ釣りでは、このフロロカーボンの性能を利用した面白い仕掛けを組んでいます。興味がある方はぜひ!
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・飛距離が少し劣る
しなやかさが他のラインと比べ劣るため、ルアーの飛距離が若干落ちます。でもルアーの重量でカバーできるので、対応の余地は十分にあります。
エステルライン
わりと最近ではエステルラインが登場しており、ダイワのメバリング特化の「月下美人」シリーズに2016年からエステルラインがラインナップしています。一方のシマノではエステルラインはまだラインナップしておりません。(2017年10月現在)エステルライン自体は2010年くらいから発売されており、それ以降SUNLINEやYGKといった釣り糸を重点的に扱う会社では取り扱ってきたようですね。今ではアジングのメインラインとして注目を受けています。
ラインの性能としてはPEとフロロの間のような位置付けですが、ラインが少しずつ伸びて細くなるので、その部分に気を付けないといけません。また急な衝撃にも弱いため、ショックリーダーは必要です。
号数
25cm以下のメバルをターゲットにした場合、ナイロン、フロロなら0.6号前後、PEでは0.15号で、エステルラインでは0.3号が良いかと思います。ナイロンとフロロはもう少し細くしても良いかも。尺メバルを狙うなら、号数を上げると良いかと思います。
号数も細ければ探れる範囲も広がるし、魚に違和感を与えづらいですが、細いほどやりとりも難しくすぐ切れます。そのため、細いラインを扱うならドラグを使うのがおすすめ。ただドラグはリールの性能の差が顕著に表れます。使うリールによってはラインの号数を上げた方が良い場合もあるので気をつけましょう(あまり安物のリールだとドラグ性能が悪いものもあるので)。
初心者にオススメのライン
ずばりナイロンの0.8号(3lb)です!メバリングは夜に行うので、PEラインのお祭りや、フロロのライントラブ
ル、ショックリーダーの結び直しはなかなか酷なものです、、、。圧倒的にトラブルの少ないナイロンで覚えていくのが良いかと思います。初心者さんって前提です。「将来的にpeに移行するなら最初からpeがいい」って意見もあるでしょうが、ライントラブルが面倒で釣りを辞めた友人が何人もいます。なので、最初はできるだけハードルを下げたいという思いからナイロンを提案します。慣れてからpeに移っても全然問題ないので、気軽にいきましょう^^
メバリングライン総論まとめ
・ラインはpe、ナイロン、フロロが主流だが、最近はエステルも出現している。
・25cm以下のメバルをターゲットにするなら、ナイロン、フロロなら0.6号前後、PEでは0.15号、エステルラインなら0.3号でOK。
・細いラインほどやり取りも難しくすぐ切れるため、ドラグの使用がおすすめ。
・初心者にオススメなのは、ずばりナイロンの0.8号(3lb)。ナイロンはトラブルも少ないので使用のハードルが低い。
以上になります。自分にあったラインを見つけて、メバリングをエンジョイしてください。
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