ショアジギングおすすめジグの選び方総論

投稿者: | 2017年10月8日


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つぐむぐです。ショアジギング連載の4回目です。

 

ショアジギングのジグは、様々なメーカーから数多くリリースされています。はじめて使うには、どれを選べばいいの?と迷ってしまう事もあります。ターゲットとなる魚によって形状や重さをチョイスしていくのですが、ここでは一般的にどんなジグがあるのか、とその特徴をご紹介していきたいと思います。

 

ジグはその形状や重さのバランス(どの部分が重たくなっているか)で種類が異なります。おおきく分けると、ジグの前方が重くなっているフロントバランス、中央が重くなっているセンターバランス、後方が重くなっているリアバランスです。この他にもスピンテールと呼ばれる尻尾にブレードを装備したものなどが存在します。

ではそれぞれの種類ごとの特徴をご紹介していきます。

 

 

■リアバランス

ジグの後方(尻尾のほう)に重心があるものはリアバランス型のジグと呼ばれており、最もポピュラーなジグになります。

リアバランスのジグは、キャストする際、ロッドの遠心力を受けやすく勢いよく飛ぶように設計されています。

青物からフラットフィッシュ、根魚まで幅広く対象にできますのでまずはこの形状のジグを用意するのが良いでしょう。

 

シマノコルトスナイパー

 

 

■センターバランス

重心がジグの中央にあるセンターバランスと呼ばれるものもあります。センターバランスのジグは、リアバランスのジグに比べて飛距離が出しにくい形状ですが、その反面水中でフォールする際、ゆらゆらと中心を軸にゆらめきながら沈んでいくのが特徴です。

活性が低く反応がない状況では、センターバランスを投入してフォールで食わせるというのも手になります。また激しいジグのアクションに対応できない根魚などにも効果的なジグです。

アクションに若干のテクニックが必要となりますが、状況に応じて使い分けることで魚をキャッチできるジグです。ある程度ショアジギングに慣れてきたらトライしてみましょう。

 

ジャクソン ギャロップアシスト フォールエディション

 

 

■フロントバランス

ジグの前部分が重くなっているタイプです。水中で水平姿勢をキープしながらフォールしていきます。重心が前にあるので飛距離は劣りますが、フォールでの誘いで食わせたいときに活躍するジグです。

ダイワ TGベイトスリム

 

 

 

■その他のタイプ

スピンテールジグと呼ばれるものは、ジグのリアフックの位置にブレードが装着されており、水中でブレードが激しく動くことで魚にアピールします。主にシーバスを狙う時によく使われるタイプです。バイブレーションタイプは鉄板とも呼ばれており、ボディ中央の鉄板をメタル素材でサンドイッチしたような形状になっています。水平からやや頭下がりの泳ぎ姿勢をしながら、パタパタと激しくアクションします。サーフのヒラメやマゴチを狙う際に使われることが多いタイプです。

デュエル ハードコアスピン

 

 

コアマン アイアンプレート

 

 

■ジグの重さ

ショアジギングで使用するジグのウエイトは20〜80グラムくらいが一般的です。重いジグのほうがキャスト性能に優れ遠くの魚を狙うことができます。また深い場所にも早く到達し、底の状態を感知できます。潮の流れが強いところでも流れの影響をうけにくく狙ったポイントを攻めることが可能です。

逆に軽いジグはシルエットも小さくなるので、ターゲットが捕食しているベイトのサイズにあわせてチョイスすることが可能です。

またあえて潮の流れに乗せるドリフトと呼ばれる釣法もあり、その場合は軽いジグが有利になります。

風が強いと軽いジグは飛ばしにくいですが、状況に応じて使い分けることが大切です。

 

また、使用するロッドには対応可能なジグのウエイトが記載されていますので、自分が使っているロッドは何グラムまで投げれるのか確認しておきましょう。もちろんその範囲以外でも使えますが、ロッドのパフォーマンスが発揮できないので、もし範囲外のウエイトを使用したいのであれば、ロッドも変更するのがベストです。

 

 

■ジグのカラー

ジグには様々なカラーがありますが、一般的には、朝マズメや夕マズメなど光の弱い状況(ローライトコンディション)では、ゴールド系が良いとされています。

ゴールド系とはベースとなる部分がゴールドになっており、そこに他の色が塗られているものです。代表的なカラーとしては、アカキン(ゴールドベースに赤色塗装されたもの)、ピンクゴールド、クロキンなどがあります。

 

※アカキン

 

これらは対象魚がジグを見つけやすくすることが目的ですので、光量が少ない状況でもキラキラと明滅してくれることが狙いです。

 

また天気の良い日中などは、魚からもジグがはっきりと見えますので、少しでも本物の小魚のように見えるカラーが良いとされています。これらはシルバーをベースとしたものが多く、カラー名もイワシやサバといった名称がそのまま使われていたりします。

 

※ブルーピンク

 

 

※イワシ

 

ほかにも、蓄光塗料が塗られたジグなどもあり、光の届きにくい深場の魚を狙う場合や、夜釣りなどに活躍するカラーです。カラー名に夜光やケイムラカラーとついているものになります。

はじめてであれば、ゴールド系とシルバー系をまず用意しましょう。

 

今回のジグ総論についてはこの辺で終わります。

また次回をお楽しみに^^ではでは!

 

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ショアジギングおすすめジグの選び方総論」への2件のフィードバック

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  2. ピンバック: 堤防からのショアジギング(タックル・釣り方等) – つぐむぐのグレ・チヌ釣りブログ

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