どうもつぐむぐです。
ちくさんから質問をいただいたので回答します!
【質問】
先だってグレ釣りに出かけたのですが、
コマセを撒くと無数の大小のグレの姿が確認できました。
なので、これは爆釣か?と意気込んだのですが、
結局一回ナイスサイズ(推定)を掛けたのですがテトラを擦ったのか?
ハリス切れ。後はコッパグレ数匹でした…。
入った場所は実績がある場所なのですが、
前回は集中豪雨あとで濁りと水潮・ゴミで雑魚のみでボーズだった場所です。
今回は潮色もよく、コマセを撒く前から【沈みテトラ】にグレの群れが確認できました。
状況としては…添付写真の様に護岸された足場から15mくらい沖に沖堤があり
潮は干満問わず矢印の方向に。
沈んでいるテトラに当たり蛇行している様子。
風は潮と一緒でコマセを撒くと表層が早く流れ下層に行くほど遅い様でしたが、
メインの潮は人が歩くより遅い様子でした。
でもリールから直接ウキの抵抗で 道糸が出ていくしっかりした潮でした。
最初①を立ち位置にしたのですが 潮の流れや魚の動きから②③と移動し④に落ち着きました。
撒き餌を【緑★】の周辺に打ち潮で流れていくと
【青色の丸A】辺りに最初30cmサイズのメジナ。
その後、木っ端の大群!!
そして【青色丸B】では30cmサイズが水面で「ボコボコ」と残った餌を取っていました。
このことからメジナ達の【巣穴(?)】は沈みテトラであると判断しました。
それも潮が直接当たるテトラの潮表辺りと…。
(この読みが違っていたのかな?)
このような状況で満足行く釣果には程遠い結果となってしまいました。
釣り始めは推奨仕掛け・推奨グレコマセでウキUE0cでグレ鈎5号。
投入後【からまん棒】が見えないのですが、
表層の流れにウキが乗ってしまい
投入から5m付近で【からまん棒】がテトラ方向ウキは潮下へ流れ【ウキ先行】となってしまいました。
なのでウキを【S-3】に変えましたが
あとで思えばもっと残浮力の無いものに変えて
下層の潮の流れに乗せられれば良かったのかな?と思っています。
【A】のメジナは潮とコマセと挿し餌の同調が必須の用に思えましたが、
【B】のメジナは水面まで出てきて餌を食べるので、
仕掛けをなるべく軽くして(ハリスは1.5号のまま、
鈎を2・3号(1号が用意できなかった))に変更したのですが、
【カラマン棒】が5~15cm動くだけで、
道糸にも竿先にも変化なしのアタリだけ…。
早合わせも遅合わせも試みましたが☓。
ただ一度。風波で【からまん棒】が見えなくなったので
【からまん棒】のゴムに【キャッチセンサー0号】と言うアタリウキを装着し、
ウキ下を試行錯誤していたら、アタリウキに明確なアタリがあり、
やり取りしているうちに「フッ」とハリス切れ…。
多分テトラを擦ったようです。
多分30オーバーサイズだと思われますが、
まともなサイズのアタリを合わせられたのがこの一回だけ…。
頼みのキャッチセンサーもこれでロスト…。
【食い渋るグレを釣るテクニック9選】も現場で読みながら釣行し、
コマセの同調・挿し餌の沈下速度、グレの動き、仕掛けのタイミングを変えたり、
バッカンのオキアミにしたり挿し餌だけで流したりしましたが、
テトラが怖くてハリスの号数を落とせなかったり、
半誘導ではなく、ウキにペグ打ちで固定でも試みました。
今まで正直【ズボ釣り】を試みて
「これぞ教科書通り」と言う様な道糸が走ったり、
竿先が持って行かれたりと言うグレのアタリが殆どありません。
大抵【からまん棒】の動き(5cm~20cm)に即効アワセの時だけ
メジナが釣れているのが現状ですが、ほとんど鈎を飲まれています。
実を言うとこの釣行の前日…
子供を連れ別の場所に【手竿】で【コッパグレ釣り】をしてきました。
竿は4.5の渓流ザオ、道糸はアイサイト1.5号、
ハリスは1号ヒトヒロ(ダイワのフロロ) 直結にして
【からまん棒】ウキをハリスの中に入れました。
ウキはAURAの小粒な00号。
アミエビ16切れと【マルキュー堤防マキエ】でコマセを作り、
挿し餌は前回釣行の残り【マルキュースーパーハードM】をそのまま挿したり、ちぎったり…。
釣り公園の堤防の足元にいるコッパグレを多数釣りました。
この事から、コマセの打つ場所、仕掛けの投入点、潮の流れの見極め、
道糸の置き方、ウキを固定にするか?全層にするか?
それらでアタリの出方、メジナの釣れ方の違いがわかった気がした後の今回の釣行…でボーズ…。
本命の30cm以上のメジナを狙った釣行で
自分の仕掛けの送り方が良くないのか?とリールから直接道糸を送ったり、
手に糸ふけを持って送ってみたり竿前に糸ふけを作って送ってみたり、
張らず緩めずで(可能な場所で)自分が護岸を歩いてみたり…
ブラックバスのスプリットショットリグのワームの釣り方の逆で糸ふけを作り
竿を潮上側に置き潮下側に張らず緩めずにしたり…。
仕掛け以外でも色々試しても【からまん棒】が数センチ動くアタリが多い…。
【【【 そこでやっと質問です。】】】
この様なアタリが多いってことはメジナがスレているのでしょうか?
それとも仕掛けや流し方に違和感を感じさせているのでしょうか?
それともメジナの活性の問題なのでしょうか?
ちなみに水温は最近の釣行5回全て21℃以上23℃以下です。
正直…こんなにもメジナ釣りって 難しくシビアなんだと痛感しておる次第です。
その上、巨大ボラで指を怪我するし 人生初で【ぎっくり腰】はするわで…良いことないです
(トホホ…。心が折れそうです…(瀧汗…。
色々勉強させてもらっていながら
愚痴混じりの質問ばかりで釣果に結びつかなくて本当に申し訳ありません…。
いつかは「30cm以上が爆釣!!」
「自己記録38cm超えが出ました!!」ってメールを送りたいです…。
そんなわけで、お暇な時で結構ですのでご回答をお待ちしております。
【回答】
質問ありがとうございます。
グレ釣りは奥深いですよ。まじで。
いろいろ試されてるようですが、絶対それはこれからの力になりますから。
継続されることが重要かと思います。
今は悔しいと思いますが。
今回の質問から気になるくだりをピックアップしますと、
>ほとんど鈎を飲まれています。
>アタリが多いってことは、メジナがスレている?
>メジナの活性の問題?
>30cmサイズが水面で「ボコボコ」と残った餌を取っている。
この辺りですかね。
ここから推測するに
「浅タナで捕食するほど、明らかにメジナの活性は高いけど、針かかりしない。
たまにかかっても針を飲まれている」という状況かなと思いました。
そして、この現象の一番の原因は
タナが合っていないことかと推測しました。
ロングハリス仕掛けは確かにどんなタナでも釣れますが、
浅タナの場合は針かかりしない現象が多発します。
これは、ウキから下の仕掛けが馴染む前にグレが餌をくわえている為、
針かかりしないうちに(ウキから下のハリスが張る前に)
グレが針を吐き出していることが最大の原因だと私は考えています。
その証拠に過去私がこの現状を解決してきた戦術というのが、
「ウキとからまん棒をおもいっきり針に近づける」ということ。
ひどい時は50センチ位まで近づけたこともあります。
しかも釣れますw
これで浅タナのアタリが道糸まで出る可能性が飛躍的に向上します。
これをせずに、例えば通常のセッティング
(つまり針からウキまでがおよそ5メートル)で、
仕掛け投入後にウキから下のハリスをまっすぐ張ったとしても
アタリが出ないことが多いです。
こうすると、イメージとしては
ウキを針に近づけることと、ほぼ同じだと思いますよね?
でも違うんですよね。。。
魚が沖のほうに走ればよいのですが、
大体浅タナで食う魚は底の方に走りますから、
結局5メートルのハリス分が、
アタリが出るまで時間がかかる原因になっています。
なので、もしこれを試されてなければ試してほしいと思います。
針をたまに飲まれているのは、糸がたるんでいるので、
口元にかからず飲まれてしまったという可能性が高いです。
針を吐き出さなかったグレがヒットしたというところでしょう。
それに、そもそもタナ設定が深いと飲まれる傾向が高いですから。
これらを踏まえてもアタリが出ないということであれば、
既に実行されているテクニックと複合的に使用することで、
アタリがでるんじゃないかなと思います。
魚の活性は高いので^^
でない時は言ってください。
ではでは!
関連記事:からまん棒の位置でグレの釣果が変わる!
関連記事:からまん棒いらないとか論外!付け方・使い方と位置の重要性
追伸
沈め釣りは基本「タナ取り不要」ですが、
実は上級者ほど「大体どの程度のタナで食っているか」を意識して釣りをしています。
無論、沈め釣りなら、それをしなくても結構釣れるんですが、
より高いレベルを目指すのであれば、
グレのアタリが出るまでの時間を数えたりして大体のタナを想定しておくと、
より「してやったり感」が上昇しますよ^^
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