針を飲みこんだ魚は針を残したままリリースしても大丈夫?

投稿者: | 2017年12月2日


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つぐむぐです。中村さんから質問があったので、答えていきます!

 

質問

中村といいます。質問ですが、20数㎝位のチヌ等が釣れた場合、リリースしたいと思いますが、針が飲みこまれていても針を残したままリリースしても大丈夫なものなのでしょうか。その内、針も錆びて大丈夫かなと思ったりもしますが?

 

 

回答

質問ありがとうございます。僕も生物学者じゃないので、持論レベルの話しかできないですけど、思うところや自分がどうやってるのかを含めて書いていきたいと思います。

 

・無駄に頑張るよりハリスを切った方が良い

まず飲まれてしまった場合、基本は針ハズシを使用しています。けど、口が小さい魚だと針はずしが口に入らなかったり、口の奥ではなく、さらにノドの奥の食道まで針が行っている場合は針外しでも厳しい場合があります。

関連記事:針外しのおすすめは何ですか?

 

こういう場合、僕はハリスを切ってリリースしています。ちなみに食べられる魚の場合は、持って帰ることが多いです。ベラとか一番針を飲まれますが、食べるのが大好きなのでもって帰ります。煮付けとか美味しいのでおススメです。

話がちょっとそれましたが、僕の場合は、「針はずしで取れそうかを判断する→食べられない魚で、かつ針をとるのが無理と判断した場合、できるだけ弱らせないように即ハリスを切ってリリースする(食べられる魚であれば持って帰って食べる)」で対応しています。

針はずしで対応できないケースってそんなに多くないので、もって帰る魚もそんなに多くはなってないですねぇ。

 

 

・自然にとれるケースもあるらしい

いろいろと調べてみると針を付けたままリリースした場合、時間の経過とともに自然にハリが抜け落ちるケースも多いようです。釣り針には返しもついているので、なかなか不思議な感じもしますが、やはり肉体は異物を排除しようとするのでしょうかね・・・ただあくまでそういう事例もあるということなので、絶対にとれるわけじゃないことは理解しておく必要があるでしょうね。

 

 

・軽症の方が生存率は高い?

「針が取れない場合に、ハリスを切ってリリースする」という行為には、「完全に針を飲んだ魚を少しでも軽症に押さえたい」という気持ちが根底にあります。「いやいや、針がついたまま逃がす方が可哀想じゃないか!」と思うかもしれませんが、僕は無駄に頑張って魚の体力を奪うより、自然に針がとれる可能性に賭けたい派です。頑張っても最終的に取れるかどうかは分かりません。もちろんハリスを切ったからといって生存できるかどうかも分からない。けど、どこかで自分なりの行動理念はもつべきですからね。僕は上記のように考えて行動してます。

 

これは個人の価値観のレベルの話なので、「いや、俺は最後まで頑張る」という考え方もあるでしょう。それはそれでありだと思います。別にどれが正解とか正義とかありませんからね。ただ、どういう行動をとる場合でも、根底に「魚たちを思いやる気持ち」は釣り人全てが持っておかなければいけないなと思います。

 

 

■ハリスを切るときに注意していること

ハリスを切って逃がす場合、素手で魚体には触れないようにしています。夏でも僕はグローブをつけていますので、直に体をさわることはないです。夏でも付けている主な理由はぶっちゃけ日焼け予防です。手はよく焼けるので。でもそれが結果として魚の火傷を軽減させる役割も担っていると思っています。

 

 

■最後に

最後に僕の体験談を書いて終わろうと思います。以前一匹のチヌを釣ったんですが、肛門からハリスが10センチほど出てました。「ん?かわいそうなチヌだな」って思って、引っ張るとズルズルとハリスがさらに5センチくらい出てきて、そこで止まってそれ以上でなくなったんですね。「あれ、おかしいな」って思ってもっと強く引っ張ったら、針のチモトが肛門からちょっと顔を覗かせました。

 

はい、針が腸内・肛門に内側からささった状態ってことです。これはかわいそうでした。。。針も超錆びてたし。排便しづらいだろうなって思いました。昔ハリスがついた針を飲み込んだチヌで、針が自然に抜けずに腸内を進んでいったパターンっすね。このチヌは結局持って帰って食べたんですが、釣り人の影響ってやっぱり悪くも出てるんだなぁって改めて思いましたね。

 

だから、ハリスを切るとか切らないとか議論する以前に、そもそも魚が可哀想と思うなら、もう「釣りをしない」しか選択肢は無いなと。逃がし方以前に、釣り人である以上、魚を傷つけていることに変わりないですからね。

 

でも僕は釣りをやめれない人間なので、自分が処理できる範囲の魚たちは自分の信念に基づいて責任もって対応したいなと思ってます。現実問題として魚と会話ができないから、人はそれぞれ自分の行動基準に従うしかできない。その基準は繰り返しになるけど「自分なりに魚を思いやったもの」でありたいと思ってます。

 

最後はなんか全然釣りとは関係ない話?そうでもない?になったので、もう本当に終わります。皆さんはどう魚たちと向き合ってますか?向き合いますか?

 

関連記事:【魚が死ぬ】釣りでエアーポンプを使用する時に注意すべきこと





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