フカセ釣りでグレのアタリの取り方が分かりません~当て潮編~

投稿者: | 2017年5月17日


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フカセ釣りでグレのアタリの取り方が分かりません~当て潮編~

 

 

 

どうもつぐむぐです。

メルマガ読者のちくさんから質問をいただいたので回答します。

 

 

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つぐむぐさん、こんにちは。

 

先だっての釣行(レポート送信済み)で

どうしたらサイズアップ出来るかお伺いしたいです。
状況として
・天候、晴れ時々くもり気温最高18℃
・中潮、釣行時干潮から満潮へ推移している。
・風、釣りには支障ないくらいから少し強め。
・風裏なので波はさざ波程度。
・潮色は澄んでいて、水温15℃前後。
・水深5~7m外洋(駿河湾)向き
・潮は緩く当て潮。
タックルは
・道糸:東レ アイサイト1.5号
・ハリス:フロロ1.5号7m
・ウキ:釣研スーパーエキスパートue0c、エイジアLCMP S-3~S-7
・針:競技口太ケイムラ 3~6号
・からまん棒
・基本はオモリなし~G5~G7
撒き餌も推奨の物を3種使い、オキアミは3キロ三枚使用しました。
今回の釣行で木っ端を含め、【竿引き】【道糸が張る】と言うアタリはなく、殆どが【からまん棒】の動きでアワセました。

 

これは自分が思うに【緩い当て潮】だったからと思っています。

 


と言うのも、「からまん棒が動いたのにアワセても乗らない」ということが多発。
からまん棒が動いても、放置しても掛からず挿し餌はなくなる。
からまん棒も20cm程度動くのみでした。
なので【ハッキリ】としたアタリが欲しいのと、

メジナに違和感を持たせないようにと道糸を沈めたり、ウキを残浮力のないものに変えたり。

しかし沈めすぎるとハリスに【フケ】が出るので調整したり…。

 
鈎を3号~7号にしたり、からまん棒の位置を上げたり下げたりしましたし、

ハリスに張りを持たせるためにジンタンオモリを打ったり外したりしました。

 
ですが、釣れるのは20cm以下…
見えている30cm以上の物が掛かってくれません(泣)

 
当て潮対策で仕掛けを斜めに投げたりもしました。
それでも木っ端以上が数匹釣れると
アタリもなく挿し餌なしに…。

 
なので、仕掛けを少し変更を繰り返していました。
グレを釣っている方々は、こんな風に状況に合わせて試行錯誤されているんでしょうね。

 


さて…今回の釣行で
「これでいいのかな?」と思ったのは
あて潮時に推奨ウキの下、からまん棒が沈んでいってくれませんでした。
まさに【ウキと一体】となっていました。

 
多分「挿し餌自体が沈んでいかないんだ」と思いましたが、

外道でメバルが掛かったので、ハリス分沈んでいたのだと思います。
・遠投(20m~)をすると【竿引き】【道糸が張る】アタリがないため、からまん棒が見えないので、アタリがないまま挿し餌を取られっぱなしでした。
・遠投をすると少し当て潮ではなく、向かって右に緩く動くような状況でした。
・手前(~15m)では潮に仕掛けが乗って沖に行ってくれない、ウキが手前による当て潮の状況でした。
【こんな時はどうしたら良いのでしょうか?】
ズボ釣りではなく無論ウキは沈めて
ウキ止めを使用したりすべきでしょうか?

 
状況説明が拙いので、ご理解頂けるか不安ですが、つぐむぐさんならどう釣られますか?

 

仕掛けを早く沈める為に練り餌【食い渋りイエロー】も使用しましたが、今回は練り餌でグレが実現できませんでした。

アタリが無いまま餌がなくなるorそのままということも多々有りました。

付けエサはオキアミMと食い渋りイエローでした。

ボイルオキアミは当方の釣具店にはなく、使いたいなら自前で用意するしかありません。

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詳しい状況説明と質問ありがとうございます。

 

ちくさんからの質問のポイントを僕なりにシンプルにまとめると、

「当て潮でアタリを明確に出す方法」と置き換えましたが、それで大丈夫でしょうか?

 

僕がロングハリスの釣りをしていて、唯一欠点だと思うのが、「当て潮」です。

というか、どんな釣り方をしていても、当て潮の時は、アタリを出すためにいろいろと策を講じる必要があります。

 

 

僕的に結構効果があると思ってる「正面以外に投げて、角度をつける」は既に実践されているので、あとできることは、「ハリスの長さを短くし、道糸の中にウキを入れる」ということですかね。

 

ロングハリスの釣りは、「横流れの潮~沖側に流れる潮」の時に、めっぽう強い仕掛けです。

ウキより上側のハリスが、速く沈みこむため、ウキの位置がズレません(仕掛けが狙いの潮から外れにくい)。

 

特に横流れの潮では、日本に存在する多くの仕掛けの中でも、トップレベルの安定感を誇ると思います。

 

それでも手前に潮が来る、いわゆる当て潮の時は、ウキから上側のハリスが沈むことで、逆に都合が悪くなります。

仕掛け投入後にウキから上のハリスが速く沈み込むことで、その部分のハリスがしっかりと潮を掴み、仕掛けを動かしにくくなります。

 

 

でも、その掴んでる潮が当て潮なら、ウキ上部の沈みこんだハリスが、そのままどんどん手前に寄ってきて、糸フケが発生します。

糸ふけを修正しようとしても、一度しっかり沈みこんだハリスのフケを修正するのは、ほぼ無理です。

ハリスフケを回収しようとすると、かなり力がいるので、強引にやろうとするとウキの位置や、サシエが動いたりする。

つまり、仕掛けに不自然動きが発生し、完全な同調が実現できなくなります。

メリットも条件次第で、デメリットに変わる。

 

 

 

だから、もういっそのこと、ロングハリスでなくしてしまえばいいんです。

沈め釣りのメリットを残しつつ(ウキはそのまま)、ハリスの長さを短くする。

 

 

こうすることで、糸ふけが回収しやすくなり、アタリを出しやすくなると思います。

フケが出た分は巻き取りながらアタリに集中します。

 

 

以上、ロングハリスの釣りのメリットが状況によって、デメリットに変化する典型例でした。

引き出しの一つに加えてもらえると幸いです。

 

 

追伸

僕が当て潮の時よくやるのが、撒き餌を瀬際に入れておいて、仕掛けだけ沖に遠投して、深いタナで手前(瀬際)に仕掛けを滑り込ませる手法とかやります。

 

個人的には「当て潮の時の瀬際って結構餌がたまる」と思ってて、瀬際にぺったりハリスを這わせるようなイメージで釣ったりします。

グレ釣りの餌は、練り餌よりもオキアミ生がダントツ多いです。

でも練り餌は餌取りが多い時に絶大な威力を発揮します。

あまりグレ釣りで練り餌を使う人は多くないですがね。

 

 

そういえば、今月上旬に長崎県の大瀬戸の磯に行ったんですが、当て潮になって沖で食いが悪くなったんで、瀬際に仕掛けを這わせたら、40cm級のグレが3枚釣れました。

 

 

アタリは、鮮明なものではなく、全て穂先を押さえ込むようなアタリ

沈め釣りの当て潮では、こういうアタリが総じて多いような気がします。

 

 

また何かあれば、質問ください。

 

ではでは!

 

一応アタリ関連の記事も載せときますね~

 

関連記事:【全誘導沈め釣り】アタリの取り方が分かりません

 

関連記事:沈め釣りはウキがどんどん沈んで、アタリというか、何をしたら良いか分からないです

 

関連記事:チヌ釣り初心者必見!アタリの取り方と仕掛けの水中イメージ

 

関連記事:強風時のアタリの取り方と沖アミの付け方3選





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フカセ釣りでグレのアタリの取り方が分かりません~当て潮編~」への2件のフィードバック

  1. ちく

      ご回答ありがとうございます。
    そうなんですね、当て潮の時はハリスを短くして
    仕掛けの総重量を減らすんですね。

     今度当て潮の時は、そのように対処したいと思います。

     実は昨日もメジナ釣りに出かけて
    朝のうちは風も穏やかだったので
    スタートは快調に釣り出しました。
    そこで【竿引きの辺り】や【スプールから糸がバチバチと出るアタリ】を
    初体験してきました。

     このまま快調に釣り続くかと思いきや
    風が強くなりコマセや仕掛けが思うところに
    飛ばない状況になり、「悪条件でも経験」と
    頑張ってみたのですが…。

     風が出た頃に70cmのボラを掛け
    やり取りの最中にレバードラグを誤って
    入れてしまい、勢い良くリールが逆回転…。
    巨ボラの引きに慌てていたため
    思わず高速回転するベールアームに
    右手中指が触れたため怪我をしてしまい
    出血したままのランディングになりました(T_T)

  2. ピンバック: アタリの瞬間が分かる動画はありますか? – つぐむぐのグレ・チヌ釣りブログ

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